飛島村議会 > 2016-09-15 >
09月15日-02号

  • "通学路交通安全推進会議"(/)
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  1. 飛島村議会 2016-09-15
    09月15日-02号


    取得元: 飛島村議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-02
    平成28年  9月 定例会(第3回)        平成28年第3回飛島村議会定例会会議録招集年月日  平成28年9月15日(木)招集の場所  飛島村役場 議会議場開会     9月15日 午後1時30分応招議員   1番  小川政徳   2番  上田光彦       3番  渡邊一弘   4番       5番  井田晴己   6番  伊藤秀樹       7番  鈴木康祐   8番  服部康夫       9番  鈴木義男   10番  橋本 渉       議長  加藤光彦応招議員  なし出席議員   応招議員に同じ欠席議員   なし本会議に職務のため出席した者の職・氏名   議会事務局長     中野 晃地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職・氏名   村長         久野時男   副村長        服部高幹   教育長        田宮知行   会計管理者      貝沼朗史   総務部長       早川忠孝   総務部次長総務課長 早川喜久   企画課長       佐野まゆみ  税務課長       奥村義明   民生部長       佐藤國夫   住民課長       榎又宏子   保健福祉課長     平野美由紀  開発部長       堀田一也   建設課長       中島利文   整備推進課長     加藤義彦   経済課長       福谷 晶   教育部長兼教育課長  岡村和仁   生涯教育課長     鬼頭邦彦 △議事の経過      開議 午後1時30分 ○議長(加藤光彦君) ただいまの出席議員は10人です。定足数に達していますので、直ちに本日の会議を開きます。 議事日程はお手元に配付のとおりです。 議事日程の順序に従い会議を進めます。 ○議長(加藤光彦君) 日程第1、一般質問を行います。 通告の順序に従い一般質問を許します。 最初に、上田光彦君を許します。     〔2番 上田光彦君 登壇〕 ◆2番(上田光彦君) 2番上田光彦です。 私は、村内にふえる空き巣被害対策について、村の取り組みをお聞きします。 最近のことですが、我が渚地区におきましては、たびたび、空き巣被害が発生していると聞きます。これは、渚地区だけが被害に遭っているわけでもなく、ほかの地区または飛島村全体が狙われていると言ってもいいでしょう。 昨年9月の一般質問でも、またそれ以降も、防犯・防災カメラ関連の質問をさせていただきましたが、個人用の補助金もそうですが、飛島全体を守るという意味から、地区から要請があったとき、現在その制度はまだありませんが、村としての補助金の考え方をお聞きします。 この場での質問は以上です。     〔村長 久野時男君 登壇〕 ◎村長(久野時男君) 上田議員、御質問の村内にふえる空き巣被害対策についてでございますが、村内の空き巣被害につきましては、非常に憂慮すべき事態と考えているところであります。 愛知県警、また蟹江警察署と連携をして、防犯対策に取り組んでいるところでございます。また本村では、警察官の定年退職者を嘱託職員として雇用しまして、村民の安全安心を確保すべく、青色パトロールカー等で、巡回を実施しているところでございます。さらに、村民の皆様が防犯上不安に思われている案件の相談に応じるほか、これらの情報を蟹江警察署に提供するなど、より実効性のある対応をいたしているところであります。 今後も警察との連携を密にして、防犯対策をより確実なものとしていきたいと考えております。また本村では、自主防犯パトロール隊である、ふくろう隊によりまして、青色パトロールカー自主防犯活動として、継続的に啓発等を実施していただいておりますので、村としましても非常に心強く感じているところでございます。 防犯は、村民の皆さんが自主的に取り組まれ、地域から防犯意識を高めていただくことが非常に有用な取り組みであると考えているところでございます。この考え方から、村では、個人または企業向けの防犯対策補助金の上限額を倍増さしていただいて、さらにその額まで何度でも使用できる制度とするなど、より使いやすい制度として、村民の皆様の防犯対策への取り組みを支援さしていただいてるところでございます。個人が設置する防犯カメラにつきましても、その設置費用等を補助対象といたしているところであります。 御質問の、地区が管理する防犯カメラにつきましては、現時点では本村には、そうした補助制度がないわけでございます。これは防犯カメラの性質上、広範に録画をすることで、犯罪の防止策は期待されるものの、特に個人のプライバシーを侵害する可能性が懸念されるためでございます。しかしながら、個人が設置する防犯カメラでは、犯罪の抑止効果も限定的であり、公共施設や道路等に設置される防犯カメラによりまして、より地域の安全が確保されることが期待できると考えるところでもございます。 今後は懸念される問題点を解決した上で、地区が防犯カメラを整備する補助制度を創設することについて、他の自治体での、先進的な自治体等が出てきてると思っているわけでありますけれども、そうした導入例を参考に検討してまいりたいと考えているところでございます。 以上、答弁とさしていただきます。 ◆2番(上田光彦君) ありがとうございました。 もう少し細かいところをお聞きしたいと思います。 具体的に言いますと、渚地区、中用水ですけど、区長さんから地区の防犯カメラをつけてほしいと村のほうに要望があったとお聞きします。 もちろん現在その補助金制度はありませんが、先ほども質問しましたように、また昨年9月でも質問させていただいたときの飛島村の答弁としまして、地区が十分にやりたいという話があれば十分に話をして、聞かしていただいて、今後のお考えにしたいということをそのときの答弁でいただきました。 今後、これからの例えば区長会、今度12月とお聞きしましたが、そういった要請があって、また区長の中でも、そうやったらいいんじゃないかとか、そういう話があれば、村としても、そのように進んでいくということを考えてよろしいでしょうか。 ◎総務部次長総務課長早川喜久君) この話につきましては、ほかの地区からもそういった話がございまして、それで地区の要望っていうのを把握したいということで、区長会の中で、いろいろ意見をお聞きしたっていうことなんですが、先日、渚地区、中用水地区ですけども、一応要望いただいておりますので、ただ防犯カメラを設置するということに対して、前向きに検討はしてまいりますが、その補助制度の中については、今後、半額補助ですとか、それから維持費に対する補助ですとか、そういったものについては、今後検討させていただいて、またお示しをさせていただくような方向を。 それから、また先進地というか大阪のほうですが、自治体のほうが市内に200台、防犯カメラを設置するというような、インターネットの記事がございましたので、そういったものも参考にさしていただいて、防犯カメラの設置、あと、飛島村が全体で、防災カメラとか、それから不法投棄に関するカメラ。そういったカメラも設置する予定とか、今現在設置しておるものがありますので、そういったものとの調整というのか兼ね合い、そういったものも含めて、村全体として防犯カメラ設置に向けては、また検討して、来年度以降、設置するような形で進んでいきたいと考えております。 以上です。 ◆2番(上田光彦君) 同じように関連のことなんですが、村内に例えば空き巣被害が立て続けに起きたとか、そういった頻繁にあるというときに、例えば蟹江町とか弥富市なんかは蟹江署と連携してそういった情報が蟹江署のほうから入るというそういう取り決めみたいなことをしていると。 これ、僕が直接聞いたんですけど、飛島に至ってはそういった要請もないということを蟹江署は言っていました。そういったときに、村内に同報無線なりで、ただいま空き巣被害が発生してますとか、わりと、何て言うんでしょうか。何時間も間をあけることなく、そういう同報無線で村民に告知するというか、啓蒙するというか、そういったことは可能かどうかお聞きしたいのと、またそういった警察等とも連携して、いろんなタイムリーな情報がいつも入るように、そういった取り組みをしていただくことを、まずお願いするものでありますがどうでしょうか。 ◎総務部次長総務課長早川喜久君) 現在、同報無線につきましては、交通安全の死亡事故抑止、それから夏場ですと食中毒警報等、そういった、すぐ今の状況を村民の皆さんに伝えるっていうようなことでも同報無線は使わさせていただいてますので、そういった防犯の情報等の提供がありましたら即座に、例えば時間的なものはちょっと考慮する必要があるのかもしれませんけど、早い対応で同報無線で村内に周知させていただくっていう。これが防犯の啓発にもつながると思っておりますので、同報無線を使用しての防犯の啓発っていうのは、今後、対応していきたいと考えております。 以上です。 ◆2番(上田光彦君) 今後のそういった防犯取り組みの展開を、私どももいろんな地域の住民の方から、いろいろと要望とかいただきまして、その都度、村のほうにはお願いをしていくものであります。 最後に村長さんには要望させていただくのは、先ほどもお話しさせていただいたんですけれど、個人とか地区の防犯カメラのこともありますが、さっき総務次長も言ってみえましたように街角にそういう防犯カメラを設置してこの前に質問さしていただいたことなんですけど、いろいろ個人情報等の問題もあるでしょうけど、これからはやはり、そういった防犯カメラがわりといろんなとこにあるということを、犯罪者にも知らしめる意味でいろんなところに防犯カメラ。それがつきましては防災のことにもつながってくると思いますんで、そういった設置をぜひ進めていただくように、村長にはお願いして、一言、言葉をいただきたいなと思います。 よろしくお願いします。 ◎村長(久野時男君) 先ほど来から防犯活動につきましての御質問等いただいているわけであります。特に防犯カメラにつきまして御質問等いただいてるわけでありますが、できることならば、まず第1には家庭の鍵かけをお願いしたいと思っています。幾らカメラ等を設置しても、仮に中用水であれ、上用水であれ、例を挙げますと、表通りもあれば裏通りもある。そうすると、あちらにもこちらにもつけなきゃいけない。こういうことになります。距離的に長いわけでありますから、そうすると幾つもつけていかなくてはいけない。そういうようなことも考えられることから、それだけでは足らないということになります。 まずは鍵かけ、そしてその次に、個々の家庭でのカメラを設置することが必要ではないかと私は思います。それであれば、プライバシーの問題というのは、家族の出入りの関係以外の問題に懸念されるようなことが出てこないというふうに思っています。 そして、周り地域の全体での犯罪対策っていうのは、先ほどからお話を伺っておりますけれども、とみに状況的にっていうことであれば、地域の中でお取り組みいただくということであれば、私どもはこれから、先進地の例も挙げながら、どのようなことから、その全体の地域、要するにただただつけるだけではいけませんでして、それは定期的に管理等もしなければいけないでしょうし、どうなのかって見る人だって必要なわけでございます。 そのようなことをみんなが心寄せてやっていただくということになっていくと思っています。できることならば、そのような心配りを地域全体で行っていけるように、私どもは、これから条例等、村としての条例等の範囲内というのはあると思うんでありますけれども、法に従った条例内の整備っていうものを作り上げていくことが必要でありますし、その中に、補助制度みたいなところも入れていく必要があると思っています。 十分にこれから検討させていただいて、また、先ほどから出ていますような先進地等の例も、十分に学ばしていただいて、そこに投入をさせていただければと思っているところでございます。そして、村と地域と家庭とが一体になって対策を取り組んでいくと、こういうことがないとたった十分程度のところで空き巣が入って空き巣が出てくわけでございますから、よくわからないという状況のまま、過ぎていくということ、カメラ見ても。そういうことが起こっているのか、いないのかよくわからないということになってしまう。で、その辺のところも、皆さん方と十分話し合いながら、つけるべくとこにつけるというようなことをお互いに話し合いながら、やれていけたらいいなと思っていますので、今後、また、この渚地区の問題だけではなくて、ほかの地域にも一緒になって取り組みができるような、そうした形作りをさしていただければ幸いと思っていますので、また、いろいろ御助力を賜らんことをお願い申し上げて、答弁とさせていただきます。 ○議長(加藤光彦君) 次に、鈴木康祐君を許します。     〔7番 鈴木康弘君 登壇〕 ◆7番(鈴木康祐君) 7番鈴木康祐です。 以下3点について、村長並びに関係部課長に質問いたします。 1点目、ふれあいの郷を村の駅に、ですが、26年より国は地方創生事業を打ち出し、地域に仕事を作り、安心して働けるようにすることを求めています。できない自治体は潰すことまで考えているような気がします。また、まち・ひと・しごと創生総合戦略の中で言っていることは、少子高齢化に歯止めをかけ、若者も高齢者も女性も男性も1人親の家庭も、そして障害や難病のある方も、一人一人が、家庭で、地域で、職場で、それぞれの希望をかなえ、それぞれの能力が発揮でき、それぞれが生きがいを感じることができることを実現することができるようにせよ、と言っています。どれもこれも、この村で取り組まなければいけないことだと思いますが、村長はどうは思われているのでしょうか。 そこで提案なのですが、ふれあいの郷を起点として、飛島村を村外に売り込むため、ホウレンソウ、ねぎの販売はもちろん、友好町村の農産品、加工品の販売。そして新たな飛島村の農産品の独自開発をし、最近のトレンドである六次化まで村が主体になって事業を起こして、できたものをふれあいの郷で販売することができるようにしていただきたい。 飛島村は1番裕福な村と言われ、他の市町村から見れば、とても恵まれているように思われています。しかし、現実はどうでしょうか。村民は外の方たちが思うほど裕福ではないはずです。どこの自治体でも何か特産品、また何か産業は起こせないかと、取り組んで失敗したところが多い中、あえて飛島村でも失敗するかもしれないけど、挑戦しようということをせよということは、このままではジリ貧で、俗にいう、消滅自治体の仲間に入るのは明らかだからです。 飛島村は農村です。農地という資産を生かすため、今、行動しなくてはいけないときです。今、飛島村で農業している人たちの支援はもちろん、最近、少しずつ増えている、新規に農業したい人、また、農ガールと呼ばれて、食文化に真剣に向き合ってる人たちをどう取り込むのか。 飛島村を存続させるため、村民が一丸となって取り組むときが来ていると私は考えています。そのためにも、飛島村をいい意味で世間に売り込むため、ふれあいの郷を村の駅として、実現を求めてます。また、友好町村の産品を取り入れ、飛島での農産品販売をしていただき、相乗効果で売ることも大切だと考えてますが、流通の確保はできているのでしょうか。 2点目、押しボタン式の信号機の設置をということで、飛島学園が開校するときから、通学路の横断歩道に押しボタン式の信号機と要望してまいりましたが、その後どうなったのでしょうか。一基は設置できるような雰囲気にもなったのですが、なかなか実現してません。今後、どうされていくつもりなのでしょうか、教えてください。 最後に、台風に備える防災対策は、ということで、台風がことしも多くの被害を全国でもたらしています。幸い飛島村には、いまのところ被害はないのですが、私は、地震に備える以上に避難対策の策定が必要と考えております。飛島村の対策を示してください。最近の対策で必要と言われているのが、タイムラインの策定とあります。村の取り組みも教えてください。 以上、ここでの質問を終わります。     〔村長 久野時男君 登壇〕 ◎村長(久野時男君) 鈴木議員御質問のふれあいの郷を村の駅にということについてでございますが、現在すこやかセンターとふれあいの郷にて、産直市を開催しまして、農産物の販売を行っているところであります。加工品などにつきましては前年度より取り組んでおりまして、地域創生事業にて本年度も継続して行っております。その事業で試作品を作り、商品化につなげていきたいと考えているところであります。加工などで必要な計画や人材登用につきましては、産直市をふれあいの郷を含めた、どの場所にどのように拡大していくのか、どのような加工品などを開発するのかにより、実施方法等が変わってくるものであると考えておりますので、産直市の拡大を含めた形での計画が必要となってくると考えております。 新たな農産物の独自開発につきましてでございますが、飛島村をアピールする野菜や果物につきましては、飛島村にとって必要なことであると認識しております。飛島村の農業の大半は農地で、野菜を作付けされております。そのために新たな農産物については、農地で作付けできるものは何があるのか、などを考えていかなくてはなりません。生産者の方々やあるいはあいち海部農業協同組合さんなどと話し合いながら進めていくことが必要であると考えますので、相談をしながら検討してしてまいりたいと考えております。 また、新規農業者の支援体制の充実についてでございますが、新規に就農される方々へは、国が全国新規就農相談センター、県が愛知県農企業支援センターを開設しまして、相談窓口を設けております。新規就農者支援給付金メニューでも、国で用意されておりますので、このような制度を紹介させていただき、御利用いただければと考えているところであります。このほかに、新規就農者へ村独自の支援が必要であると考えられる場合は、どのような支援が有効であるのかを調査検討してまいりたいと思います。 最後に、豊根村、南種子町の商品の流通の確保でございます。ことしの夏祭りには商工会さんが、豊根村さんのトウモロコシを販売していただいたところでもございます。また、ことしの11月に開催いたします、飛島ふるさとフェスタにて友好自治体提携を結んでおります両自治体の特産品を販売する予定でございます。今後につきましては、どの場所でどのような特産品を販売するのも含めまして、流通の確保をしてまいりたいと考えております。 次に、押しボタン式の信号機の設置についての御質問でございます。 場所等とちょっとわかりませんけれども、村内各所に信号機の設置が望まれる箇所があると思慮するところでもございます。その中には、児童生徒が通学路として利用する、県の境政成新田蟹江線の校門前や村道竹之郷梅之郷線の通学路として横断する交差点等がございます。しかし、信号機の設置は公安委員会の権限で設置が決定されるものであり、設置に当たっての諸条件に該当しなければならないなど、以前においても、これらの条件に適応させることがかなわず、未だに未設置の状況である場所もあるのが現状でございます。県等に、県の公安委員会等にも御要望させていただいてるところでありますが、今後はさらにそれぞれの信号機の設置が望まれる場所へ設置していただけるように、設置にかかる要望整理も進めつつ、それをそれぞれ機会をとらえ、公安委員会に対して要望してまいりたいと考えております。 次に台風に備える防災対策についての御質問でございますが、先日の防災訓練の中でも実施させていただいたところでございます。土のうを備蓄しておりまして、必要な方には配付させていただいております。また、高齢者世帯等においては、必要に応じて、職員、また、消防団員等が協力して、事前に土のうを積むなどの援助を実施しているところでもございます。 台風につきましては、規模や、進路等がある程度予想できることから、保健福祉課を中心として、独居の高齢者等に早めの避難の呼びかけなどを努めているところでございます。海部地区においても、伊勢湾台風等の経験から、水防倉庫、村内に3カ所ございますが、設置しておりまして、浸水時に必要となる、資材・資機材等の備蓄をしているところであります。 また、本村の消防団員は水防団員も兼務しておりまして、選定訓練等を毎年実施しておりまして、台風災害等に備えているところでもございます。 村といたしましては、昨年度に風水害へのタイムラインを設定しておりまして、また、木曽川下流河川事務所などの関係機関との連携を密にするため、定期的に会議等を行っているところでもございます。また、風水害に関わらず、BCP訓練業務継続計画訓練と言いますけれども、については、台風等の被災時に村の通常業務が滞ることがないように、しっかり計画を立ててそれに基づいた、BCP訓練を実施する予定をしているところでございます。 以上、答弁とさせていただきます。 ◆7番(鈴木康祐君) まず1点目の、道の駅ということであるんですけど、ふれあいの郷で売れればいいかなあと思っているわけですけど、去年から、地域創生で何か作っているっていう話を聞いてるんですけど、それは何なのでしょうか。また、例えば、ネギやホウレンソウを作って、加工して売るっていう話になると、飛島の農業の人も農産品が売れな話にならんような気がするんです。 ただ、レシピを作るだけでは、言い方が悪いかもしれませんけど、その料理研究家さんの手助けしとるだけのような気がしてならないんですけど、その辺のところ、お金を投入するんだからこの投入以上に見合った、村の方への利益還元というところまで考えて製作をしていていただけるのか、その辺のところをお答え願います。 ◎経済課長(福谷晶君) まずは昨年度につきまして、地域創生事業の実績でございますが、昨年度につきましては、とびとよ弁当というものを作っていただきました。こちらにつきましては地元の農家さんの方々に御参加いただきまして、50食をふれあいフェスタのほうで販売させていただきました。というのが一つございます。 もう一つは、そちらも同じメンバーで行っていただいたんですけども、ゆべし、みかんのゆべしというのを試食をいただきまして、感想等を食べられた方にちょうだいしたということが、実績でございまして、プラス先ほど議員よりお話がありましたレシピの作成でございます。レシピの作成をさせていただいたということでございます。 次にレシピの作成ではだめではないかというところでございますが、本年度につきましては、昨年度、作らさせていただきました、レシピにつきまして、私どもで経営しております産直市でございますが、そちらのほうで農産品をお買い上げいただいた方にお配りをしているところでございます。こちらは5月ぐらいから始めまして、結構、お取りいただきまして、好評であるということでシルバーさんで販売委託させていただいておるわけですけども、なかなか売れ行きというか、取って行っていただけるということをお聞きしております。 最後に利益の還元をということでございますが、基本的に、今の段階で、ここまで利益を還元できるということは今の段階で申し上げられませんが、できるだけそのような形をできるようになっていけばなということを考えております。 以上でございます。 ◆7番(鈴木康祐君) 今、テレビなんか見とると、農産品を売っている。箱詰めして売っているような会社もあるんだけど、そういうところは、自分とこで、野菜までカットして、こういうふうにしたらいいよていうようなことまでやってるんだよね。レシピだけでは、今ふれあいの郷で売れとるという話だけど、それでは、何か物足りないんかじゃないかなと思うんです。そのゆべしも試食してもらったって言うけど、ちょっとそのゆべし自体もちょっとイメージができないんだけど、例えばジャムなり加工品なりを作る場合には、それに伴う設備も必要だと思うんだわね。そういう設備まで準備して、こういうものが売れる、そんなことまで考えれんかなと思うわけなんです。 飛島村見ると、結構、各家庭に柿の木があるし、もう夏ミカンにいたっては、もうぼとぼと落ちるまで、ほかっていってるような状態が多い。そういうのも持って来ていただいて、ちょっとの加工でいいものが作れて、そういうものって、考えていないのかなと思うんだけど、その辺のところはどうなんですか。 ◎経済課長(福谷晶君) 先ほど申されました、いわゆる家で自然になって、無駄じゃないかというところでございますが、その辺は昨年度、先ほど申し上げましたゆべしについて、いわゆるジャムでございますが、お餅みたいな感じの中にジャムが入ったっていうイメージを持っていただけるとよろしいかと思うんですが、そこで使えるようにという工夫は作成側、作っていただいた側にはそんなイメージで作っていただいておりまして、その辺につきましても今後、どのような形でそういうものが使えるかも含めまして、ふれあいの郷でやるのかどうかというのも含めて、今後考えていきたいと思っております。 以上でございます。 ◆7番(鈴木康祐君) 課長になったばっかで、いろいろ頼んで申し訳ないんだけど、去年議員で北海道のちょっと今名前が思い出せん。厚真町だったっけ。そこへ行ったときには、やっぱりそのときは、町長がもうとにかくやるぞと、そういう意気込みで、職員を1人もうとにかくそれに冒頭しようと、そのぐらいの意気込みであったわけだわ。 これを課長に責めるのは悪いもんで村長に聞きますけど、そのぐらいの覚悟はありますか。
    ◎村長(久野時男君) 農産品加工っていうのは、やはりそこにもとにある農家の方々が本当に募って、自分たちの気合いをそこに入れていただかないといけないと思っています。 この村に必要な、欠けてることって何か。それは、農家の方々が本当に真剣に相集うっていうものが、そこに欠けているんではないのか。それは、ここの村が豊かであるから、私はそう思っています。ただ問題は、それだけのことを言っててはいけません。村長としてどうなるかっていう、やはり、農家の1番の原点は、農協だと私は思っています。ですから、発破をかけるなら農協にかけて、農家の方々の収入をより高くしていく。または、作ってるものをより生産をしていけれるような状態を作り上げていくことが必要であると私は思っています。そこに村がどう関わっていくかというふうに考えます。そうでないと、村が生産活動していくっていうことが本当にいかにもいいように聞こえているんですが、それは違うと思っています。理論的に違うんだ。あり方っていうのはやっぱり、私は少し違う形をとらなくてはいけないだろうと思います。ただ、私たちができることっていうのは、そうした農家の集約化が成されたとこで、生産者等が相集って、一つのところで、販売的な段階、売るという行為ができるような、そういうような形作りをしていくこと、それは、村にとって、やれることでありますし、必要なことだと思っています。 そういう意味では、今、御質問等の段階に沿わないかもしれませんけれども、村として今あるこの足湯等の横にそのような、最初から大きな企みをしてはいけません。やっぱりビニールハウス程度で結構ですから、ビニールハウス程度の販売するべき、場所を確保できるような、計画等をこれから持っていきたいと思いますし、これにはやはり村だけではなくて農家の方々を掌握している農協の関係者の方々に入っていただいて、一緒になってこの計画作りをしないことには、うまく成功しないと私は思っています。 どこの駅でもどこでも、そうなんですが、何かの核づくりをそこに村としては、関わっていくというのが1番大事なことでありますから、そのような形作りを、できるように支援をさしていただきたいかように思っているところでございます。今後ともこの問題は、本当に息の長い話だと思いますので、また今後とも御支援を賜りますようにお願いを申し上げておきます。 ◆7番(鈴木康祐君) 村長のおっしゃることも本当によくわかると思いますし、そのとおりだと思います。ただやっぱり農協に依存するっていうよりも、村長も言っていたと思うんですけど、住民がみずから何をするかということを、何が作れるかということを考えないといけないっていうのも重要なことだと思っています。 飛島村で去年でしたっけ、学園のほうに生徒の親御さんが自分の実家で作ってるからっていって、パッションフルーツの苗を、全生徒に近いくらい配っていただいたかな?僕も果物好きで、隠れパッションフルーツファンみたいな感じで、結婚してからずっとに作っておるんですよ。 じゃあ、高い収益が得られるかって言われると、もうそれのところがちょっと疑問なんですけど、話題性はあるとは思います。 また、最近インターネットで見てたんですけど、ちらちらと聞こえてくるのが、まこもかな。あれも結構、おいしいくて栄養価も高いという話も聞きますし、そういうような産品を取り組んでいる方がもし村にみえるなら、村として、支援をするようなことはできないのかなとは思うんですけど、その辺のところも、そういう形態をしてかないかんって、村長言ってくれたんですけど、その辺のところってどのような形態でやっていただけるのかこれからの検討なのかなと思うんですけど、村長今ちょっとニコッとしておるもんで、多分やってくれるんじゃないかなと思ってんですけど、その辺のとこはどうなんでしょうか。 ◎村長(久野時男君) まだ、きのう実は話し合いをしたばかりのところでまだまだ時間がかかるわけであります。それはまこもの関係です。まこもっていうのは、昔々の太古の時代の食べ物だと思っています。今やっと見直されてまいりましてあちこちでなんていうのか太古からあるものですから、本当に根っこが張ったらもうどうしようもないっていうぐらいです。それを体に最もいい食べ物ということになってまいりました。 そこで、私どもとしては、できることなら、2年後ぐらい、2年後ぐらいには、まこもサミットができるくらいにならないかなという気持ちでおるところであります。そのくらいのことでありまして、今、今ここでお話ししてしまったことがちょっといけないのかなと思っているわけであります。 きのうのきょうというのは、非常にとてつもなく私自身が動揺してるところでありますけれども。でも、そのように実は新しいあり方を求めていかに体に取り込んだ場合に、体にとっていいのかというのをそういうものが、村民が作りたい、売りたいという話が出てくればやはり、連携を密にしてやらしていただければと思っているところでもあります。そのような形作りでないと、うまくいきません。やっぱり作る側の作り手がきちっとして、そしてそれを支えていくと。 そのように、これからやらしていただきたいとかように思うところでございますので、よろしくお願い申します。 ◆7番(鈴木康祐君) もう一個、別の観点からというか、先にも言ったんだと思うんだけど、定年退職者もみえて、家に田んぼがある方はやってみようかなっていう人もみえるのかもしれませんけど、農協も、去年ちょっと私応募し損なって、畑の学校みたいなことをやって応募し損なったわけですよね。最近農ガールだとか何とか言ってテレビでもよく出ているんですけど、本当に農業に真剣に向き合う人がちょくちょくちょくちょく芽が出てきてると思うんです。 そういうこともやっぱりちょっと視野に入れていただいて。農協の畑の学校は十四山かどっか、そこまでいかなあかんかったような気がするんだけど、飛島もある程度支援していただいて、飛島でそういう事業が起こせないとか、また空いている畑があれば、村が仲介者になって貸し出ししていただくとか、そういうようなことを考えて、大規模な農業だけでなく、本当にちょっとしたちっちゃな農業でやっていくようなこともできないのかなっていうのが、私思ってるとこなんですけど、その辺のところはどうなんでしょうかね。 ◎経済課長(福谷晶君) 先ほど議員申されました、農協で行われている「わいわい農場農業塾」というものが正式名称かと思います。こちらはJAさんの組合員さんと準組合員さん対象で50名の対象ということで聞いておりまして、大変好評だったということはお聞きしておるところでございます。 飛島村の人がなかなか参加できないところも少しお聞きしておりますので、この辺りにつきましては、どんなような生産の仕方かっていうのをまず、基礎から教えていただくみたいな講座だと聞いておりますので、そのような御要望が多いということでありましたら、やはり農協さんであったり、愛知県の普及課さんございますけども、そちらの方と話し合いながら、こういうような講習会を小規模の農家様の育成支援と考えまして、考えてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆7番(鈴木康祐君) あと1点聞きたいんですけど、話の中で、政府が新規農業やりたいといったら支援してくれるっていう話があったんだけど、これってどういう支援なのかな?金額なのかそれとも農機具を貸してくれるのか、農機具、結構高いから、ある程度まとまって使っていただけるような感じで、村で整備してくれるっていうのも手だと思うんですけど、その辺のとこ、もしわかったら教えてください。 ◎経済課長(福谷晶君) 先ほど申されました、新規就農ということだと思いますけども、そちらについては、いわゆる個人が農業に参入する場合には、いわゆるちょっと法律になってしまうんですが、一定の要件が必要となってくるということでございます。 少し具体的に申し上げますと、いわゆる全体に計画をちゃんと作ってる方、次に、必要な農作業に従事されること、これは年間150日以上とされております。あとは、一定の面積を経営すること。こちらにつきましては法律で定めてございますが、50アール以上。もう一つが周辺の農地に支障がないことということで、以上の4点をクリアした方が対象となって、国のほうでは支援につきましては、いわゆる青年の方対象にでございますが、青年就農給付金ということで、準備型というものが用意されております。こちらのほうにつきましては、研修期間でございますが、年間150万円を最長2年給付というところと、新規就農に限ってでございますが、青年就農給付金ということで、今度、経営を始めるぞという方につきましては年間最大150万円を5年間最大給付されるというところでまずは就農支援のほう、国のほうで揃っているということでございます。 以上でございます。 ◆7番(鈴木康祐君) ぱっとイメージはできないけど、なかなか難しいような気もするんだね。やっぱり年間150日働こうと思ったら、新たに飛島村に来るようなことはできんような気がするんだけど。これは理想なんだけど、例えば空き家なんかに住み込みで働いてもらうとか、そういうようなことまで考えてやっていただきたいというのが、本心なんだけど、それはきょうはこれ以上は申しません。このことについては、後先になっちゃったみたいですけど村長も結構考えていてくれるということでしたので、この質問は、この辺で終わります。 次に、2つ目の押しボタン式の信号機の設置なんですけど、何で言うかというと、7月の20日の夏休み前に、交通安全の立ち番で立ったときに、竹之郷梅之郷線の信号機、人を感知して横断中という信号機なんですけど、これ前から言ってたんですけど、天気が悪い日だとか、ちょっとしたことで、反応してないことが多かったもんで見てくれということでお願いしてあるところ、一応点検はして、蜘蛛の巣やなんかがはってちょっと調子が悪かったんだわという話も聞きました。 それ以降、役場の2階の会議室で会議があったときに見てたら、人もいないのについてたりして、なかなか通行車両に対して信頼性がおけてないんじゃないかなと思うもんですから、押しボタン式の信号機を早急に設置してくれという要望をしているわけですけど、この辺のところは把握されてるんでしょうか。 ◎建設課長(中島利文君) 先ほど、議員の方から御指摘いただきました交差点に設置してございます、車両であったり人に関知して対向車線のほうに表示を示す装置の不具合については、はい、承知しております。 ◆7番(鈴木康祐君) 最初、設置するっていったときびっくりしたんです。あの信号機だけで700万ちょっと1台かかるということで。その割に何か言い方悪いけど、5年ぐらいかな。つけてから。 こんなに壊れるようじゃあ、ちょっともったいないなって気もするし、本当に安全のために、押しボタン式の信号機の設置を要望しているわけですけど、村長の答弁の中にはありましたけど、公安委員会のほうにやっぱり毎年毎年、要望出さんことには、聞いてもくれような気がするんですけど、これって毎年出していただいているのかな。 ◎建設課長(中島利文君) はい、村長の答弁の中でも述べさせていただいてますけど、それぞれいろんな機会を通じて、要望のほうはさせていただいてます。 ◆7番(鈴木康祐君) 僕もくどいぐらいここでも言ってるし、PTAのときでも警察のほうに要望書まで持って行っています。くどく言わないと、つけていただけないもので、その辺のところ、根気強くやっていただきたいんですけど、村長、この辺のところはどうなんでしょうか。 ◎村長(久野時男君) 私どもとしても、安全のためにしっかりとした要望活動、今後とも行っていきたいと思います。 ◆7番(鈴木康祐君) なるべく早いところ、押しボタン式の信号機ができるように、いろんな方策を考えてつけていただくように要望しまして、最後の質問にまいります。 台風に備える防災対策ということで、先日、新聞を見てたやつなんですけど、台風が来たら上陸して自分のとこに来るとなったら、もうそのときには避難を終えてて、消防団員も役場の職員も、危険なところにはいないっていうぐらいの策定をしているとこもありますけど、飛島村のタイムラインも策定しているっていうことですけど、その辺のところはどのくらいの策定になっているのか、もしわかれば教えていただきたいと思います。 ◎総務部次長総務課長早川喜久君) 飛島村としましては、昼間と夜間ということで、大規模水災害に関するタイムラインということで作成をしておりますが、当然早め早めの避難っていうようなことでお願いをするわけですけれど。それで、当然、台風がもう来た段階で例えば同報無線流したって、なかなか聞き取りにくいっていうようなことがありますので。それと、台風に関しましては、情報としては各マスコミ、テレビ等で、どのような状況かっていうことが十分把握できるというふうに認識しておりますので、そういった情報も活用しながら、個々の判断というようなことになるんですけど、当然、避難準備情報ですとか、避難勧告、避難指示というような段階で、村のほうとしては、呼びかけをさせていただくということになります。 ただ、今の段階でいつの時間で出すんだっていう話は、台風の大きさにもよりますし、その状況を確認しながらしてまいりたい。それとあとは近隣市町の連携とっておりますので、あとは河川の状況等判断しながら、そういったいろんな情報をもとに、呼びかけをさしていただく予定でございます。 以上です。 ◆7番(鈴木康祐君) タイムラインで住民の生命安全を守るためにやっていただきたいんですけど、今出た同報無線ということがあります。 同報無線、各家庭にラジオも配られているんですけど、2、3年前の台風のときかな?本当に台風が来たときには、いろんなメディアなんかは聞いてたんです。FMななみも聞いてたんですけど、飛島においては、他の市町が警報が出てるのに警報が出てないというようなことがあり、そのときにも聞いたと思うんですけど、飛島村では何か出す基準が違うというような話がありました。 なぜこれを取り上げたかっていうと、同報無線が、結構皆さん聞きづらいっていうことを聞いてるんです。ラジオも配られて何年経ったかちょっと今記憶にはないんですけど、もう各家庭で結構壊れてみえるんじゃないかなと思っています。同報無線もアナログからデジタルに変わるんですかね。もし変わった場合には、ラジオ使えるのかな?ちょっとその辺のとこ教えてください。 ◎総務部次長総務課長早川喜久君) 防災ラジオについては今の状況の形っていうのは、継続できなくなります。ですから、FMななみだとかっていうような形での対応ということになります。ただ、まだ全部そのデジタルにするっていうところまでには、数年、5年ぐらいはかかりますので、それぐらいで、今の防災ラジオが情報の提供がなくなるというような形になると思います。 ◆7番(鈴木康祐君) それでこの質問の肝なんですけど、5年後ぐらいにアナログの同報無線が使えなくなるということで、はっきり言ってデジタルのラジオの開発を今からしていただいて、5年後に、デジタルの同報無線になるときには、また各家庭に配っていただけないのかなというのが、私の要望なんですけど、村長、その辺のところって考えていただけませんでしょうかね。 ◎村長(久野時男君) これから、どのような対応をしていくのが1番正しいのか。先ほど今ラジオの話も出ました。そうしたことについて、総合的に検討してまいりたいとかように思います。配布はどうかっていう話が今ありました。その関係につきましても、やはりそのようにしていくことができるのかできないのか。要するに、防災無線と対応がアップするのかしないのか。その辺のところも、機器メーカー等々合わせて検討しなければいけないだろうと、こういうふうに思います。 これからの大きな課題だというふうに思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。 ◆7番(鈴木康祐君) 1つの機械を作るのに、きょうのあすにはできないと思います。村長もそれをよくわかっての答弁で、厳しい答弁だなっていうのが想像にはつくんですけど、FMななみだけでは、飛島の情報がなかなか得られないと私は思ってますし、台風になったときに同報無線が聞こえない状態に陥るのは、誰もがわかっていることだと思いますので、村民の安全のために本当に避難情報やなんかを頼るツールの1つとして、同報無線の聞けるデジタル式のラジオの開発を切に要望しまして、私の質問を終わります。 ○議長(加藤光彦君) 次に、井田晴己君を許します。     〔5番 井田晴己君 登壇〕 ◆5番(井田晴己君) 5番井田晴己です。 私は、住民が安全で安心して生活できるため、防災対策について質問をさせていただきます。 1点目は、防災訓練の見直しについての質問でございます。現在、各避難所避難施設において、地区毎に災害に対する基本的な避難訓練等を実施されておりますが、大規模災害に対する村全体の訓練を実施する考えはないか、伺いたいと思います。 2点目は、被害状況調査について質問させていただきます。ことしの4月熊本地震では甚大な被害をもたらしたことは御存じのとおりでございます。また、たび重なる台風襲来による各地での被害も甚大であります。幸いにも、この地域では被害もなく、安心して生活を送らさしていただいておりますが、この地方でも、今後発生すると言われております東海、東南海、南海トラフ大地震等の自然災害に備え、役場庁舎に防災センターの建設をされております。被害状況調査についてどのような考えをお持ちであられますかお伺いしたいと思います。 3点目は、ドローンの導入について質問させていただきます。防災センターの設置される中で、村独自で情報収集をすることができる、小型無人機ドローンの導入をしてはどうかということでお伺いをいたします。 以上、この場での質問とさせていただきます。     〔村長 久野時男君 登壇〕 ◎村長(久野時男君) 井田議員、御質問の防災対策についてでございますが、防災訓練の見直しにつきましては、防災訓練や防災の日である9月1日前後の日曜日に村全体の総合防災訓練を行っているところであります。この訓練につきましては、3年のローテーションで村内の全世帯に参加していただいております。本年度の防災訓練は3年ローテーションの2年目でございます。また、訓練の内容等につきましては、区長をはじめ自主防災班長、消防団分団長の方々と検討会を開催しまして、毎年修正を重ねながら、より実践に近い実のある訓練になるように努めておるところであります。 御質問のように、大規模災害時に対する防災訓練につきましては、村単独で行うものではなく、本年度に弥富市で予定されておりますけれども、大規模災害を想定した愛知県との合同訓練を飛島村で実施できるように、愛知県に要望していくなどの検討してまいりたいと思っているところでございます。また、村では、津波一時避難所の建設が、順次、完成を迎えております。災害時には公助以上に自助、共助が重要であるとの認識を過去の災害から教訓として得ているところでもございます。 今後につきましては、自主防災班を中心に地区単位で防災訓練や防災講演会等を村と協力して実施していくようにと考えているところであります。 次に、被害状況調査はどのようにするのかにつきましては、現在、役場2階の和室と第4会議室を併せて改修工事を行い、今年度中には災害対策本部として活用することを予定しているところであります。この部屋には大型モニターを設置しまして、さまざまな情報をライブ映像で見ることができるようになるところであります。河川の状況や被害状況を安全に確認するために、各避難所の屋上部分に防災カメラの設置等を計画しておりまして、各施設等のカメラとの連携についても検討しております。災害対策本部へ映像情報等を集約するような検討もしているところでもございます。これ以外には、災害時等に職員が現場確認をする被災状況等の映像をそのまま転送できるタブレットの導入についても、検討しているところでございます。 次にドローンの導入をしてはどうかについてでございますが、ドローンは災害時の情報収集において大きな活用の可能性を秘めている、有効な手段だと思っております。しかし災害時の活用の可能性が注目される一方、その安全性と盗撮などの悪用への対応なども大きくクローズアップされているところでございます。また、ドローンの操作方法の習得やドローン自体の価格もいまだに高額であるため、他市町村の導入状況等を踏まえ、導入検討をしていきたいと考えております。 愛知県警が、ドローンを使った撮影や測量する民間企業と協定を結んでおりまして、災害時に警察等が入ることのできない危険地帯が発生した場合、ドローンとオペレーターの派遣を要請するというようなことを聞いているところでもございます。本村としましてもそういった企業等との協定についても、今後検討していきたいと考えております。 以上、答弁とさせていただきます。 ◆5番(井田晴己君) それではもう少し質問させていただきます。 先ほどの答弁で3年ローテーションで、村内全世帯に参加をしていただける計画であるということでございますが、村単独でなく、関係団体も含めた大規模な災害に対する訓練も必要であると思いますが、いかかでしょうか。 それと、また訓練による住民並びに職員の、災害に対する意識の向上にもなると思いますが、その点伺いたいと思います。 ◎総務部次長総務課長早川喜久君) はい、村単独ではなくて関係団体等も含めた、自衛隊ですとか国も含めた中部地方整備局ですね。そういったとこも含めて大規模な災害等に対する訓練につきましては、愛知県等からの共催で、その訓練を招致するという方向で検討していきたいと思っております。先ほども村長の答弁にありましたように、ことしは弥富市さんが手を挙げられて、大規模な訓練をするということですので。 井田議員の質問のこのことについては住民並びに職員の意識の向上、これには十分つながっていくというふうに担当のほうは認識をしております。 ◆5番(井田晴己君) 今回の防災訓練に対する村の成果の検証はされたんかどうか、お伺いしたいと思います。 ◎総務部次長総務課長早川喜久君) はい、議員御指摘の成果の検証につきましては、防災訓練の成果の検証につきましては、地域防災計画の中に、村として訓練成果及びアンケート等取りまとめ課題を整理して、必要に応じて改善策を講じなさいということで項目がありますので、今回の訓練時のアンケートに小さい子供たちの避難等について、ちょっと不安があるというようなお話もありました。それを受けまして、今年度ですけど、個別に乳幼児等の防災訓練、避難する訓練。そういったものを、避難所を使って開催していきたいなっていうふうに考えております。 以上です。 ◆5番(井田晴己君) アンケートをとられて評価もされてみえるということでございますが、今後は検証された内容についても、ぜひとも、何かの機会に公表していただきたいと思います。 次に避難状況調査について伺います。今年度中に防災センターを建設し、災害対策本部として活用し、大型モニターを設置され、いろんな状況に対応すると。それと避難施設に防犯カメラ等も設置するという答弁があったと思いますが、いつまでにされるのか、伺いたいと思います。 ◎総務部次長総務課長早川喜久君) 先ほどの避難所の屋上に防災カメラの設置ということでございますが、まず三福地区の避難所には、来年度設置するという方向で、今検討しておるところです。 三福地区からは日光川が望めますので、三福が1番最優先でやらさせていただきたいと。そのあと、その防災カメラの可視の範囲内、要は見える範囲っていうようなところで申しますと、大宝地区でありますとか、今建設予定中の新政成地区、そういったところである程度を網羅ができるのであれば、北拠点避難所とか南拠点避難所については、必要がなくなるのではないかなって。 そういったものの検証をしながら、29年度には一部設置していきたいなと。 で、服岡地区、梅之郷地区の避難所が完成するまでのところには、ある程度防災カメラの設置っていうのは完了したいということで、2、3年を想定しております。 以上です。 ◆5番(井田晴己君) 2、3年うちには設置をしていただけるということでございます。 それと、もう1点タブレットの導入も検討されているということでございますが、導入時期とそれから導入台数を伺いたいと思います。 ◎総務部次長総務課長早川喜久君) 先ほど村長答弁にありましたタブレットのことを言っておみえだと思います。タブレットとはタブレットコンピューターというもので、スマホぐらいの大きさのものなんですが、屋外でそれを撮影した映像、それを災害対策本部に転送して確認ができて通話等もできるというものでございます。それにつきましては、昨年度、デモを、要は役場の西側の駐車場で、タブレットから映像を流して、役場のA会議室、1階の奥の部屋。そちらの方で確認しとるっていうデモも実施しております。 それで、購入時期につきましては平成29年度を想定しております。回線等の関係がありますので、2台程度の導入というふうに考えております。 以上です。 ◆5番(井田晴己君) 導入されるということですので、できるだけ早いうちに導入をしていただきたいと思います。 次にドローンの導入について伺います。先ほども申し上げましたが、村独自の情報収集をするためにも有効な方法でありますし、ドローンの価格も安価になってきております。また操作の方法についても、職員で習得してもらえば導入できると思いますがいかがでしょうか。 ◎総務部次長総務課長早川喜久君) ドローンにつきましては、村というか私ども防災担当としましては、有用であると考えております。ただ、それについては、何て言うんですか。操作っていうものと、それからドローンの購入の金額っていうのが、まだちょっと資料を取り寄せてない状況だもんですから、今後資料を取り寄せて、ドローンの操縦っていうんですかね、そういったものも、習得するような方向で検討してまいりたいというふうに考えております。 ◆5番(井田晴己君) 前向きな御回答をいただきましたけど、実現できるように努力していただきたいと思いますが、中にドローンとのオペレーターの派遣を依頼することについて、答弁あったと思うんですが、災害時に派遣要請はいろんなとこからの要請があると思いますので、多分、要請しても来ていただけるかどうかっていうのがなかなか不可能じゃないかなあと私は思うんですが、そこの点はいかがでしょうか。 ◎総務部次長総務課長早川喜久君) こちらに関しましては、必要に応じて協定というような考え方で進んでまいりたいと思いますが、議員おっしゃるような、何て言うんですかね、せっかくドローンはあっても、要は動かせる人間がいないというような、要は現場に来ていただけない。そんな状況も可能性としてあるかなというふうには思いますけど。協定とか、そういったものについては整備していく必要もあると思っておりますので、そちらのほうについては進めさせていただくということで。 で、実際に対応をしていただけない可能性というのも考えながら、独自に所有して活用するというようなものも並行して考えてまいりたいと、そういうふうに考えております。 以上です。 ◆5番(井田晴己君) それでは、村長に伺います。ドローンにつきまして、導入していただけるのかどうかちょっとお聞きしたいと思います。 ◎村長(久野時男君) 先ほどからもお答えさせていただいておりますように、導入に向かって検討してまいるということでございます。よろしくお願いします。 ◆5番(井田晴己君) それでは最後に、先ほどからいろいろ要望をいたしましたが、近年、自然災害によります甚大なる被害が起きております。そのため職員一丸となり、災害に強い村づくりに努力をしていただき、住民が安全で安心して生活できるような村にしていただきますようお願いを申し上げ、質問を終わりたいと思います。 ○議長(加藤光彦君) お諮りします。 暫時休憩をしたいと思います。御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤光彦君) 異議なしと認めます。したがって、暫時休憩をとることに決定しました。 暫時休憩をいたします。3時5分に会議を開きます。     休憩 午後2時53分     再開 午後3時05分 ○議長(加藤光彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、小川政徳君を許します。     〔1番 小川政徳君 登壇〕 ◆1番(小川政徳君) 1番、小川政徳です。 私は、服岡地区「古川」の地盤沈下対策と、ごみ回収事業への提案及び村内を走る車両速度の抑制はできているのかを、村長並びに関係課長に質問したいと思います。 まず、服岡地区「古川」の地盤沈下対策に対しての質問ですが、飛島村の農村地域防災減災事業、またの名を地盤沈下対策事業において、服岡地区「古川」の用排水設備事業では、どのような地盤沈下対策をしたのか。工事内容になっているのか。具体的な整備計画の概要を示していただきたいと思います。 次に、ごみ回収における提案ですが、ごみ集積場までごみ袋が重くて運べない家庭の方々が、特にお年寄り家庭などの要支援世帯へのごみ回収ですが、近隣市町、稲沢市では、回収業者が玄関先まで取りに行くサービスがあると聞きます。飛島村でもこのようなサービスができないのか。また同様に、近隣市町では「粗大ごみ回収券」などを発行して、玄関先、庭先まで、粗大ごみを回収しに来てくれるというサービスがあります。飛島村では粗大ごみなどを捨てるときは、服岡投棄場へ皆さんが、皆さん本人がトラックで搬入されますが、この、トラックなどの運搬手段を持ち合わせてない世帯が、飛島村でも多々あると思います。近隣市町のような、この回収事業ができないのか伺いたいと思います。 最後に、村内を走る車両速度の抑制対策ですが、快適な道路状況であるがため、村内を通る車両の通過速度が著しく早く、大変危険であります。飛島村としてどのような対策がなされているのか伺いたい。 以上、村の見解をお尋ねして、この場での質問を終わります。     〔村長 久野時男君 登壇〕 ◎村長(久野時男君) 小川議員、御質問の服岡地区「古川」の地盤沈下対策についてでございますが、現在、県営で行っていただいております、農村地域防災減災事業、地盤沈下対策事業と言いますが、飛島北部地区でございますが、平成27年度に事業採択、そして、実施設計が行われております。 古川はじめ服岡川、古政川、3号川、そして政成南川の5つの用排水路を、施工する計画となっております。本年度より順次工事着手されまして、事業完了が平成36年度の予定でございます。 議員御質問の服岡地区の「古川」の工事内容でございますが、現在、敷設されております鋼矢板護岸を取り換える内容となっております。そのため川底の勾配につきましても、今後、現地の詳細な調査を行っていただき、対応していただけると考えております。 次に、ごみ回収事業へ提案についての御質問でございますが、現在、各世帯が各地区に設置しております集積所へ搬出していただいております。独居や高齢者のみの世帯を対象に、社会福祉協議会が行っております要援護高齢者見守り事業の訪問時において、御相談があった場合は、状況により協力支援をしている家庭もございます。また、独居や高齢者のみの世帯で要支援・要介護認定を受けてる方を対象に、介護保険サービスの中の訪問介護の折に、ごみ出しをヘルパーに依頼しているケースもございます。 今後は、ごみ出しを含め日常生活のちょっとした生活支援については、公的なサービスだけではなく、こういった隣近所の支え合いや地域のボランティア、また元気な高齢者が担い手となり支援をするといった、多様な担い手による助け合いができる地域づくりが必要であると考えております。また、服岡投棄場まで粗大ごみの運搬の手段等についてでございますけれども、高齢者等要支援者への支援として必要な事業であることは認識しております。 議員の言われます「粗大ごみ回収券」シール発行を含め研究し、地域のニーズがあったルールづくりをしてまいりたいと考えております。 次に、村内を走る車両速度の抑制対策についての御質問でございますが、村道は、主要村道として位置づける1・2級村道とその他村道として、それぞれの果たすべき役割に沿った安全対策を行っております。 1・2級村道では、歩車分離やセンターラインを消去し、歩行者、自転車が安心して通行できる路側帯を確保するとともに、車道を狭めることにより運転手の視覚的心理をとらえ安全を図ろうとする施策で、その結果、走行速度が抑制され、かつ運転者の視認性が向上。また、センターラインがないことから、追い越しがしにくい環境の創造等、効果を期待して実施してきたところでもございます。 その他村道においては、1・2級村道同様な車道幅員が確保できない路線が多数であることから、すれ違いをする場合、速度減速は身の危険を感じることから、皆さんが譲り合いの安全走行を実践していただけているところでございます。また生活道路におきましては、ハンプの設置、狭窄対策を実施し、さらなる速度抑制対策を行っているところでもございます。 しかしながら速度対策は、それぞれの道路の持つ役割によって、その対策も異なってくることから、全ての道路で対策ができるものではありませんので、警察とも協力しながら、物理的に有効なる対策は順次、講じてまいりますが、運転者のマナー・モラルにも積極的に訴え、ソフト対策も強化していきたいと考えているところでございます。 以上、答弁とさせていただきます。 ◆1番(小川政徳君) では、もう少し詳しく聞かせていただきます。 まず、服岡地区古川の地盤沈下対策ですが、現在予定されている、古川の地盤沈下対策事業についてですが、鋼矢板護岸工事などにおいては、飛島側・十四山側、両岸の取りかえ計画なのか。また、鋼矢板の長さ、打ち込み深さ、それぞれどの程度なのか。 そして、この工事で古川の川幅が現在より狭くならないよう、狭くならないようになるだけじゃなくて、広くなってもいいような計画はなされているのかを聞きたいと思います。 ◎経済課長(福谷晶君) まず最初の御質問でございます、飛島側・弥富市側両岸でございますが、施工が予定されているというところでございます。 2つ目でございますが、鋼矢板につきましては7.5メートル。現在の計画でございますが、7.5メートルから8.5メートルというところで計画がされておるというところございます。今後実際に現場の方に入られて詳細設計のほうは行っていただくということでございますが、全体の水路幅につきましても4メートルから11.6メートルと。これポイントごとに違いますけども、そういうようなことで計画はお聞きしております。 以上でございます。 ◆1番(小川政徳君) わかりました。 それでは、先ほど村長からの答弁において、川底の逆勾配対策について、少しだけ触れていただいたのですが、昨年9月の一般質問のときに調べていただいた事例で、古川の上流より排水機側の下流のほうが1メートル以上高いという状況の逆勾配現象であると。現在は。 これを有効に解決するには、古川の川底をしゅんせつして深くし、水量を多くし、水の流れをよくすれば、現在よりもはるかに排水機能が向上すると思われますが、今後の整備事業で、同時期に行えるように要請したいが、計画としてはどのようになっているか伺いたいと思います。 ◎経済課長(福谷晶君) はい、現在お聞きしているとこでは、鋼矢板の護岸のみということで、お伺いしております。今後高低差につきましては現地の詳細な調査が行われまして、それを含めて設計が行われるというところで対応していただこうということで考えております。 以上です。 ◆1番(小川政徳君) ただいま言われたことですけど、現在の古川、調べたところでは、県道の西100メートルほどの地点で、確認した水深は、私の胸より下、およそ120センチ。そこで足がつく、足がついて20センチぐらいです。そして、ひざ下ほど30センチから40センチのヘドロがあり、つまり古川の水の量としては90センチほど。これだけ浅くて、川幅は、4メートルから11メートルほどの狭い川で、服岡地区、面積、しっかりしませんけど耕作地においては、100ヘクタールほどの水をその狭い水路、川に排水を依存しているというのが服岡の地区の現状です。 地域住民の強い要望として掲げられているのが、大雨になっても、排水路から越水もせず道路冠水もしない、安心して暮らせるように、そういう計画で行っていただきたいというのが切なる願いです。今回の工事計画で、護岸工事と同時に、川底のしゅんせつ工事も計画的に整備されるよう、再三、村長に要請しますが、いかがなものでしょうか。 ◎村長(久野時男君) これにつきましては、先般も、県等からも御説明をいただいて、皆さん方とともに説明を聞いたところでございます。 しかしながら今後の設計等の段階でのことがございますから、その関係について、十分お願いをしていく。これしかないと思っています。その上で、内容的な施工方法等が考えていただけること。そのような方向でやっていただけるように、私どもも今後とも要請をしていきたい、かように思っております。 ◆1番(小川政徳君) よろしくお願いいたします。 では次に、ごみ回収の質問で、先ほど村長が言われた、社会福祉協議会の支援などやヘルパー依頼などの公的サービスだけじゃなく、地域の支え合い、ボランティアなどの助け合いができる地域づくり、これが理想社会であると思いますが、ごみも個人情報と申します。御近所さん、地域の支え合いで、ごみ出しをしてもらうこともいいと思いますが、見られたくない情報がないとは限りません。回収業者のほうが何かと気楽な方もいられると思うところですが、ここで伺います。 このように、ごみ出しなどの支援が予想される世帯は、飛島村でどれほどあるのか。また、近隣の弥富市とか、蟹江町などは、こういう問題は、どのようにされているのか。教えていただきたいと思います。 ◎保健福祉課長平野美由紀君) まずごみ出しの部分につきましては、先ほど、答弁の中にありましたけれども、実際に件数の把握はできておりません。といいますのは、先ほど言いましたように社会福祉協議会の中の見回りの中で、依頼される方。また、支援を受けてる方でございますけれども、要はヘルパーさんが入られたときに、家庭支援ということでごみ出しだけのサービスというものはございませんので、訪問介護、家事支援の中で、ごみ出しもお願いするという形になっておりますので、サービスを受けてる中でごみ出しをしたかどうかっていう、件数のほうは、申しわけございませんが把握することが現在のところは無理というとこでございます。 またこの支援サービス等を受けている以外に御相談というものを、福祉のほうも衛生のほうも、現在受けたことがございませんので、ちょっと件数については未定というところでございます。 それから、近隣町村での状況でございます。一般のごみにつきましては、先ほど言われました稲沢市の事例によります。こちらにつきましては、ごみにつきましても、高齢者、障害者、年少者(中学生以下)の方々に対象となっておりまして、その方たちの世帯に限り、ごみ出しを福祉課のほうといいますか、ふれあい収集というところで事業として行っているものでございます。弥富市につきましても、高齢者、障害者の方に限り、申請のあったものについて、収集を事業として、市のほうが行っております。ただしこちらのほうは委託業者のほうが収集しているという状況でございます。 以上でございます。 ◆1番(小川政徳君) ただいまの課長の回答によりますと、人口の14万以上、面積では飛島の4倍以上の稲沢市がこのようなサービス体制があるのに、飛島村では、体が不自由で、ごみが重くて運べんから取りに来てと住民からの、SOSがあったときは、飛島村としては、すぐに取りに行ってあげていただきたいと思います。 私も、ごみ出しをしますが、生ごみがいっぱい詰まった白い袋は本当に重いもので、指に食い込んで、痛いんです。だから、本当に要請があったときは何とかしてあげたいのが願いです。 次に、同様に、粗大ごみ回収について聞きたいのですが、近隣市町の名古屋市、弥富市、蟹江町などの取り組み状況はどのような回収方法で、利用料金などは幾らぐらいなのか、教えていただきたいと思います。 ◎保健福祉課長平野美由紀君) 粗大ごみでございます。海部津島地域におきましては、飛島を除きました6市町が実施している状況でございます。こちらのほうの粗大ごみの収集でございますが、戸別収集を行っている、依頼者の玄関まで収集に行っているというところが、津島市とあま市大治町と蟹江の4市町でございます。弥富と愛西市につきましては、戸別収集を行うのではなくて、各市町の指定された場所、飛島で言いますと集積場でございますが、そちらのほうへ個々に搬出するという点となっております。また、料金でございますが、津島市、大治町、蟹江町につきましては、1品、1点が1枚が500円ということになっております。これはシールでございます。あま市と弥富市、愛西市につきましては、1点200円ということとなっていおります。 以上でございます。 ◆1番(小川政徳君) はい、ありがとうございます。 利用料金等についてもですが、飛島の人は服岡へ持っていけば、タダだから粗大ごみの搬出においてタダですが、トラックがない。また、トラックを気軽に借りることもできない。ましてや免許がない。などの理由で服岡投棄場へ持っていく術のない方々、レンタカーを借りてまでも、粗大ごみの搬出に苦慮しないよう他市町のように、玄関先、庭先まで取りに来てもらい、飛島村のフットワークが軽く、決断の早い利点を生かして、かゆいところに手が届くサービスの拡充を要求いたします。 タダにしろとは言いません。飛島村の財政が豊かといっても、トラックの維持費を持っている方の、トラックを持っている方の維持費等を考えると、利用料金は、必ず必要になってきます。 しかし、他市町より安く高齢者、要介護者世帯の負担にならないレベルのなるべくお安い料金で行っていただきたいと思いますが、村長、このように、ほかの市町ができていることが、この飛島村でも素早くできないか、実現できないか、伺いたいのですが、いかがでしょうか。 ◎村長(久野時男君) 課長からは、やっているということをもう少し強く言って欲しかったんですけれども、事実上としては、私どもは社会福祉協議会始め、いろんな手だてでやってる。事実的に課長からもお話したところであります。そのように、やらしていただいてるということは、現実的にお話をしていかなくてはいけません。 ただ、他の市等がじゃあ、相当あるんではないのか。3万も4万を超えるようなもっと大きなところもあります、先ほど稲沢が出ましたけども、じゃあどれだけの規模的にあるのかって言ったら本当にごくわずかだと思っています。私どもから言えば、私どもはこの福祉協議会を始め、お互いに見守りの関係も含めて、随分行き届いた環境にあると思います。 それで、それが嫌だからといってていうのがあるのかないかわかりませんけれども、そういう状況を親切に受けて村が全部やれという方向性みたいな言い方は好ましくありません。言ってることおわかりいただけると思います。批判してるわけではありません。 そうではなくって、みんながこうやって見守って一緒になって安否確認も含めてごみ出しの関係もさしていただくよっていうことを言ってるわけでありますから、その環境を私どもはこれからも、皆さんに対して周知をきちっとしていきたい。周知がきちっとしないもんですから、と考えざるを得ませんけれども、そのような今お話が出てくるのではないのかと思っています。 他の市町は、恰好的にっていうのか、形成上はいかにもあれなんですが、実質的にはそんなに数、片手以内だと思っています。ですから、私どもとしましては、それ以上のもう実質的には整備はしていると考えます。ただし、かゆいところに全部手が届くかっていうのは、なかなか難しいことでありますけれどもそのようなことができるように、今議員がお話しくださってるような点につきましてはこれから、もう少し先ほども答弁させていただきましたけども、十分なる検討させていただきたいと思います。 点数制みたいな形等々、これから検討を加えまして、そうしたことが、きちっとやれるような方向性。今まではお願いお願いというお願いがやっぱり余りにも言わなきゃいけないのかっていう、そういうことに関しましては、少し反省をしたいと思いますけれども、そうではなくてやっぱり点数制みたいなところやっていけるということであれば、にわかに、ひとり世帯とか要介護の状況が悪化するとか、そういう状況の方たちを救うためには、点数制の関係も導入していくべき問題でございますので、その点につきましては、今後、保健福祉課で十分検討して、村として最終的に決断をさせていただいて、導入形態へと持っていきたい。 要するに、誰もが、誰もが安全にいろんなごみ等が、自然な形で出していけれるような形態を作り上げていこうではないのかって、今お話をしているところでございます。 誤解がないようにお願いを申し上げたいと思いますが、そのような形態をやっぱりもう1度元に帰って、作り上げをさせていただきたい、かように思いますのでよろしくお願い申し上げます。 ◆1番(小川政徳君) わかりました。 今後、飛島村も渚住宅とかいろいろトラックを持たない世帯とか、いろいろ出てくると思いますので、粗大ごみなどの回収券の発行とかそういうのも、前向きに検討していただきたいと思います。 そして、次に、村内を走る車両の速度抑制対策についてですが、先ほど述べられたハンプの設置や狭窄対策の速度抑制実施例などは、どのような実施例がありましたか。そして効果はありましたか。また、今後の計画予定されている路線とか場所があれば示していただきたいと思いますが、よろしくお願いします。 ◎建設課長(中島利文君) ハンプの設置、狭窄対策の設置がしてある路線でございますが、竹之郷の24号線、竹之郷堤防の路線でございます。それから、松之郷の5号線、飛島学園の南側の松之郷側の路線の飛島学園からすこやかセンターの間で設置がしてございます。それから、竹之郷の1号線、飛島学園のこれも南側でございますが、水路の南側の路線で、通学路として児童生徒さんが利用しています人道橋の両側のところで設置がしてございます。それで一応、通学路の一部でございますので、このハンプの設置で速度の抑制には効果を上げておるものと思っております。 それから、狭窄対策でございますが、元起の14号線、これは元松神社の東側の路線の南北の路線でございます。そちらで、元起の元松神社のところから元起4号線の交差点、旧の山田屋さんの間のところで、狭窄対策。それからそのまま南へずっと行ったところの国道23号の地下道をくぐるところで同じように狭窄対策実施してございます。 それで、あと、今後の予定でございますが、先ほども実施路線で申し上げました、松之郷5号線。学園の南側の松之郷側の路線でございますが、こちらを境政成新田蟹江線の県道から、学園の西南の交差点の間でハンプの設置を予定しております。 それから、はい、以上でございます。 ◆1番(小川政徳君) いろいろ予定計画、その他効果もあれば大変嬉しいと思います。 また、ところで飛島村内、特に危険で注意しなければならない通過速度の早い路線とか、あと、通学路においても、車両通過速度の早い路線・交差点等は、役場のほうで把握なされているのか伺いたいと思います。 ◎建設課長(中島利文君) 通過交通の早い路線でございますが、過去に飛島村で1年の間に多数の交通死亡事故があった当時、交通安全緊急対策推進会議というものを設けました。それで、その会議のところで、交通死亡事故の関係で非常事態宣言を発令して、いろんな対策をとった過去がございます。それで、その当時に危険な路線だからということで、歩道を設置したほうが良いという路線で、何路線か整備するべきではないかということで、答申をいただいておる路線がございます。ですのでその中で、まだ、歩道設置のほうが未整備で、整備ができていない幹線1号については、通過交通の速度が速い路線ではないだろうかと考えてます。 それから、ほかには通過速度もそうでございますが、道路幅の関係で渚古政線。こちらは第一保育所の西側の南北道でございますが、こちらを通勤時間帯等々で車両がよく通ると。同じ時間帯で児童生徒が通学、通学路指定がしてございますので、時間帯的に被って危険だということを過去に学園でありますとか、PTAの皆さんから、何か対策をということで要望をいただいてます。それで、そういった要望を昨年の9月に飛島村で通学路交通安全推進会議っていうものを立ち上げて、児童生徒が安全に通学できる通学路を確保するためにということでいろいろそういった事案調査検討をさせていただいて、先ほどの渚古政線について、本年度歩道設置の道路改良の工事をする予定をしております。 あと、その他の路線につきましては、法定速度で走行をしてもらえれば、危険な路線はないと考えております。 ◆1番(小川政徳君) はい、わかりました。 以上聞きたかったことは飛島村の各家庭では、玄関開けて庭先を出たら、目の前の道を自動車が時速60キロ以上で通過していく。そんな道路がいたるとこにあるのが現実です。 通学ましてや自分の家の庭先から通学路に達するまでの間、その通過速度の早い道路の脇を親子で通って向かわなければならないという状況のところも見受けられます。村道に書かれた速度抑制の赤や黄色の塗装もはげてきたら、早急に塗り直すなど、迅速な対応がなされることを求めます。 最後に、交通量の増加に伴うことで起こりうる交通事故などが起きないよう、さらなる速度抑制対策を居住地区の道路を中心に行っていただきたく願いまして、今回の質問を終わらさせていただきます。 ○議長(加藤光彦君) 次に、伊藤秀樹君を許します。     〔6番 伊藤秀樹君 登壇〕 ◆6番(伊藤秀樹君) 6番伊藤秀樹です。 避難所の維持管理及び活用について伺います。私も地元である元起地区に待望の避難所が完成しました。心配される東南海地震の津波やその他災害時の避難所として大変心強く思います。 しかし、このような立派な大きな施設の機能をいつでも利用できるように、維持するのは大変なことだと思います。いざ避難したときに本当に機能するか心配であります。 そこで、避難所の維持管理はどのように行っていく予定でしょうか。この施設は、避難所ですから有事以外は、防災訓練や避難訓練として活用することになります。しかし、ほかに利用価値がないとするなら、大変もったいないことです。もともと駐車場は一般に開放されていたため、避難所ができても同じように一般に開放されています。そこで、既に完成している避難所の活用状況と今後無用の長物とならないよう、どのように活用するかお尋ねします。 続いて、フリーWi-Fiについて伺います。先月、福井県勝山市の総合体育館に行った時、スマホを利用しようとしたときに、Wi-Fiが利用できることに気がつき驚きました。この体育館は、最近できたようですが最先端のものを取り入れているのだと感心しました。外国の観光客からフリーWi-Fiか使えるところが少ないという意見があり、日本政府も今後取り組んでいくようですが、飛島村においてフリーWi-Fiの設置をどのようにお考えか、お聞かせください。 この場での質問はこれまでにします。     〔村長 久野時男君 登壇〕 ◎村長(久野時男君) 伊藤議員御質問の避難所の維持管理及び活用についてについてでございますが、避難所の維持管理につきましては、村の公共施設であるため、光熱水費の支払いや清掃等を行っております。防災ボックス及び発電機等の点検や備蓄品等の管理につきましては、総務課の防災専門員が毎月確認等を実施しております。また、地域住民の方が使用された場合は、使用後に清掃等を行っていただくように区長さんにお願いをしているところでもございます。 次に、活用実績としましては、南拠点避難所で平成26年度に古政地区の皆さんが自主防災の方を中心に地区の防災訓練を行っていただいております。昨年度は大宝地区において避難所の施設説明会と防災に関する講話会を開催して、防災活動の中心施設として役割を担っていただいております。またそれ以外にも地区の集会などにも活用していただくことで、避難所が地域住民により近い存在になるよう、区長・自主防災班長の皆さんと協力して進めておるところであります。 今後は、防災に関しまして避難所をさらに活用していただけるように区長の皆さん、自主防災班長さんを中心に地区の防災訓練及び防災協定等を行っていただきたいと思っているところでございます。よろしくお願い申し上げます。 次に、フリーWi-Fiについての御質問でございます。外出先などでスマートフォンやタブレットゲーム機などをインターネットに接続し、無料で高速通信を利用できるサービスであります。最近では観光地やコンビニ、自治体などで使用できる場所が増えてきたところでもございます。 しかし、セキュリティーが弱く、個人情報が漏れる懸念があるとの指摘もございます。現在、国では公共的な観光、防災拠点におけるWi-Fi環境整備について、「日本再興戦略2016」(平成26年6月2日閣議決定)であります。において、2020年までに主要な観光・防災拠点における重点整備個所(避難所や避難場所に指定された学校等を含む)について、国が作成する整備計画に基づきまして、無料のWi-Fi環境の整備を推進することとされておるところであります。これを受けまして、総務省でも、非常時には住民等の避難用に、平常時には教育用に活用できるWi-Fiの整備を積極的に実施していくこととしてるところでありますが、まだ、現況調査の段階で補助金等の具体的な内容については示されておりません。 しかし、今まで以上に公共的な観光・防災拠点におけるこうしたWi-Fi環境整備について、国が積極的に整備・推進していく姿勢を地方自治体に示したと感じているところであります。 県内の自治体で過去に総務省補助金による整備したところは、防災について大治町が、観光防災について一宮市と春日井市が整備をしたと聞いております。今後、本村におけるフリーWi-Fiの整備につきましては、国の動きと先進事例についてよく研究をさせていただきまして、どの場所に整備し、どのように活用していくのかなど、前向きに検討していきたいと考えております。 以上、答弁とさしていただきます。 ◆6番(伊藤秀樹君) 避難所の管理は、役場がやっていくというふうに理解してよろしいでしょうか。 ◎総務部次長総務課長早川喜久君) 先回、橋本議員から質問がありまして、避難所の管理は村でというようなことでしたので、今の考え方は、現状、機器等の点検についてもうちの防災専門員。それから光熱費等については、村の負担というようなことで管理を進めております。 以上です。 ◆6番(伊藤秀樹君) 総務次長、お誕生日おめでとうございます。余談ですけども。 この質問を考えたときに、非常に答えにくい、実は質問してしまったなと思ってるんですけども、地域住民で活性化して使っていくという中で、避難所以外に使うということで非常に目的外使用って当たるっていうことになるのかな、ということで自由に使える物ではないということは重々承知しております。 ですが、やっぱり避難所だけで活用していくっていうことにはやっぱり限界があって、やっぱりその私も正直言って避難所を作るっていうことに対して、ほかに活用目的のないものを、お金かけて作ることに対してはあまり賛成ではなかったんですけども、今後、いろいろ活用面を考えていくということで、村長のお答えがありましたので賛成に回った経緯があるんですが、この質問長くやるつもりないんですけども、地域が何か使いたいっていうときにおいて、何か制限を設けるつもりはあるでしょうか。 ◎総務部次長総務課長早川喜久君) 一応管理は村だというものの、実際に施設を使っていただくときには、区長さんが了解していただけば地区の中で個人で使うとかそういった場合においても、区長さんが了解してみえるということであれば、地区として使っていただくということで、そういったところに規制というかそういうものは、村として考えておりません。 以上です。 ◆6番(伊藤秀樹君) ということは、使い方については地区に一任にしますということでいいですね。それに対して、ちょっと追加でいろんな施設が欲しいということであるんであれば、時期の問題もあるでしょうけども、それに対して対応していただけると思いますけどもいかがでしょうか。 ◎総務部次長総務課長早川喜久君) 必要なもの、必要なものというの避難生活に必要なものは最低限、ストーブですとか、そういったもの。そういったものについては地区の区長さんのほうで取りまとめをいただきまして、私どもの方の予算の範囲内で購入をさせていただくっていう方向で進めてまいりますので、今のところ北拠点避難所については避難物資等はあるんですが、冷暖の設備というか、そういったものが不足しておりますので、今後、調整、協議しながら、必要なものは、避難所のほうに購入をさせていただいきたいというふうに考えております。 ◆6番(伊藤秀樹君) 正直申し上げて地元の人間としまして、避難所を地域に移管されるというか、地域で管理するということになると、非常に大きな施設であり、地域でもやっていくのも非常に大変であるということで、地域としては戦線恐怖の状態であるというふうに思っております。 今後、地域に活用の状況にもよるでしょうけども、維持管理を順次、地域に持っていくっていう考えはおありでしょうか。 ◎総務部次長総務課長早川喜久君) まだはっきりとは出てないんですけど、一応内部的に検討してるのは指定管理っていう方法であるとか、そういった形にしてはどうかなというようなところで検討させていただいておるところで、明確に指定管理にするっていうようなことではないですけど、そういう考え方も一応持ち合わせております。 以上です。 ◆6番(伊藤秀樹君) ということは、地域の住民の方々がそれなりに活用することがあって、活用されている状況であるんであれば、移管することも考えるというふうに考えていいですか。 ◎総務部次長総務課長早川喜久君) はい、そのとおりでございます。 ◆6番(伊藤秀樹君) 避難所もそうなんですけども、避難所の周り北拠点避難所っていうとかなり大きな面積がありますよね。北側は駐車場になっておりますけども、南側は今草ぼうぼうの状態です。今後やっぱりその辺も維持管理するというふうに思うんですけども、いかがでしょうか。 ◎総務部次長総務課長早川喜久君) 工事が終わりまして、ことしから総務課のほうで管理するということになって、工事中につきましては、草の守りというんですか、そういうものについては業者のほうが合わせてやっとっていただいたところがありますので、今後は、南側は、仮設住宅の建設予定地っていう想定もありますので、そういったところに草を抑える意味での砕石を敷き詰めるっていうようなことも考えながら、今の現状ですと、年に2回ぐらいの除草というようなことですので、どうしても時期的に雑草の高さが高くなるというのか、ちょっとあまり見れた現状でないというのは理解しておりまして、今年度、今後の予定でございますが、10月ごろには除草委託を発注するというようなことでおりますので、そうした現状があまり好ましくないというようなところも見受けられますので、そこの南側の部分については、どういう形で管理していくのがいいのか、草生えではちょっとみっともないということもありますし、実際、どういう管理をしておるんだみたいな、そういう話にもなりかねませんので、それも含めて今後の検討ということでしてまいりたいと思います。 ◆6番(伊藤秀樹君) 今、仮設住宅を作るということで、いろんなもの作るってことはできないということだと思うんです。ですが、この敷地って結構広い面積。その面積を仮設住宅を作るからといって、何もせずに、ほったらかしにしておくっていうのも、何かもったいないような気がするんですけども、何かその辺のことで活用方法をお考えでしょうか。 ◎総務部次長総務課長早川喜久君) 今のところは、仮設住宅というような考え方で更地で置いておくというようなことでございます。ただ、今後、何か必要な物がっていうことであれば、提案いただいたものについては検討させていただくっていうようなことで進めたいと思っております。 ◆6番(伊藤秀樹君) 私的な考えなんですけども、あの辺に桜でも植えて憩いの場所にでもならないかと思いますので、そのようなことも検討願いたいなと思います。 村長、最後に一言何かいただけますか。 ◎村長(久野時男君) 皆さんが相集っていただいて、命の助かる館へしていきたいという第1点で。 そこで、先ほどいただきましたような、周りを春になったら桜が咲くよ、そういうような環境整備って大変いいお話を賜ったところでございます。私ども、これに向かって検討課題とさせていただきたいと思います。ありがとうございます。 ◆6番(伊藤秀樹君) 近隣で大治町だとか春日井だとかって整備したと聞いておりますって書いてありますけども、具体的にどのような形で整備されているでしょうか。 ◎企画課長(佐野まゆみ君) 大治町の場合しかちょっとわからないので、大治町についてのみお答えをさせていただきたいと思います。 大治町については、防災、災害のときのみに使えるということで、1回30分の利用で、1日の制限はしてないということでお伺いをしております。 あと、申し訳ないですが一宮市と春日井市の状況については、今のところ調べておりませんので申し訳ありません。 ◆6番(伊藤秀樹君) 春日井市が災害時のみに活用するということで、災害時というと非常に使うチャンスが少ないかなというふうに思うんですけども、さきの勝山市ですかね。そこの話をすると、携帯電話やスマホで使おうとしてみたら、アクセスできるよと。ということで見ると、一度登録をする。登録をすると30分間使えるいうようなことで、なってたようです。 先ほどの大治町の防災センターのWi-Fiもたしか同じような状況だと思うんですけども、政府のほうが観光資源とかいうことで、フリーWi-Fiをやりたいというようなことを言ってるんですが、飛島として観光資源があるわけでもないので、そういうふうになかなか作るのも難しいでしょうけども、まずは避難所から飛島もやるようなことでいいんですか。 ◎総務部次長総務課長早川喜久君) 総務課防災担当としては、避難所には必要ではないかというようなことで、国が一応Wi-Fiの環境整備ということで補助金等がいただける事業ということであれば、申し込みというのか、実施を前向きに検討していきたい、そういうふうに思ってます。 ◆6番(伊藤秀樹君) 国のほうの、まだ状況がはっきりしないもんで、村としては動きようがないというふうに思うんですけども、先ほどタブレットコンピュータって話の中で、こういった映像を映して防災センターのほうで見えるようにするという話がありましたですね。その時有線でやるわけにいかないもんで、媒体として無線でやるなりWi-Fiを使うなりするんですけど、実際何を使ってされるんですか、それは。 ◎総務部次長総務課長早川喜久君) 一応回線を使用するというようなことで、要は電話の回線。電波を飛ばすというような形になると思います。 ◆6番(伊藤秀樹君) 電話もそうなんでしょうけども、こういうのを整備することによって、Wi-Fiを使ってタイムリーにやれるということで、避難所だとかそういう拠点をある程度設けていく必要があるんではないかなと私は思います。 それと、この質問も非常に答えにくいような質問で事例もなく、本当にレアな話になると思うんですけども、飛島の中で、やっぱりきらりと光るということで行くならば、やっぱりよそ、近隣市町がと状況を見ながらっていうのではなく、やはり市町よりも先に取り組んで、やっぱり飛島違うなというような形でやっていただきたいと思います。という中でですね、最近お年寄りって言っちゃあ失礼かもしれませんけども、年配の方が、私も含めてですね、服部さんもスマホ持ってみえるみたいで、そうやって皆さん持たれる方がふえてきております。 やっぱり敬老センターなんかでも、こうやってたくさんみえるところだとか、それからプールのあの辺ですか、すこやかセンターですか。あそこのあたりなんかでも、やっぱり人が集まるとこで、そういうことをやっぱり考えていただくっていうことも必要ではないかと思いますけども、そのようなお考えはあるでしょうか。 ◎企画課長(佐野まゆみ君) 先ほど答弁の中で村長の答弁の中でもありましたように、まだセキュリティーの問題がっていうところもございますので、確かに議員おっしゃるとおりに、いろんな場所で使えるというのは有効でもありますけれども、ちょっとそこら辺のところをちょっと慎重に取り組んでいきたいというふうには考えております。 ◆6番(伊藤秀樹君) 先ほど言ったみたいに、またこれから事例がないことでありますので、飛島がその事例になるような形でやっていただきたいなと思います。 村長また一つ、最後に一言。 ◎村長(久野時男君) Wi-Fiについても今いろんな角度からお話を賜りまして、私どもとしましては、国の対応のあり方、それに積極的に状況等を把握しまして、前に向かってWi-Fiが取り入れることができるようにしていきたいと、かように思っているところでございます。 よろしくお願い申し上げます。 ○議長(加藤光彦君) 次に、渡邉一弘君を許します。     〔3番 渡邉一弘君 登壇〕 ◆3番(渡邉一弘君) 3番渡邉一弘です。 私は、地下道に対向車確認の表示板の設置を求めると、それから野菜づくりの推進をの2点について説明を求めます。 村内の数ある地下道の中でも、旧中学校東の23号線を渡る地下道は、深さもあり対向車の確認が非常にしづらく、地下道内で対向車に会うとバックで譲り合わせなければなりません。斜面が急でバックする際に、側面のコンクリートで車を傷つけることもあり、対向車確認の表示板をつけてほしいという、村民の声を聞きました。私も表示板を設置したほうが良いと考えますが、いかがお考えなのかお答えください。 次に、野菜づくりの推進を、についてですが、村内の畑の休耕が目立ちます。定年離職後の畑作つくりを推奨し、健康長寿・生きがいづくりのために、村として方策を打ち出すべきだと考えます。野菜づくりのガイドブックの作成、配布、講習会、軽四に積めるような小さな小型管理機の貸し出し等、いろいろ考えられます。 一つずつでもいいですから、進める時期だと考えますが、いかがお考えなのかお答えください。 また、露地野菜のネギ・ホウレンソウは飛島の代表格ですが、後継者も年々少なくなり、存続のためにも村の後押しも必要だと考えます。大規模農家、認定農家、そのような国の補助が受けられるような露地農家はないに等しいものです。零細農家にも、村としては今後少しでも後押しすべきだと考えますが、お答えください。 ここでの質問は以上とさせていただきます。     〔村長 久野時男君 登壇〕 ◎村長(久野時男君) 渡邉議員御質問の、地下道に対向車の確認の表示板の設置についてでございますが、国道23号に存在する地下道、11カ所ございます。うち車両の通行ができる地下道が9カ所あるわけであります。8カ所につきましては譲り合わなければ通過ができない幅員構造でございまして、通過する場合は地下道の中で鉢合わせになると。そのことを回避するために、お互いが徐行して進行方向に対向車の有無を確認し、利用するのが常態でございます。 議員提案の地下道への進入車両に対する対向車への周知方法として、車両接近の表示板では信号機のように通行を規制するものではありませんが、進入する際の注意喚起になると思っております。しかし進入する際にこれまで同様に徐行し、対向車の確認等、安全確認を十分行っていただくことは必要でございます。 今後はより安全に地下道が利用いただけるような対策を検討していきたいと思っております。よろしくお願いしておきます。 次に、畑の管理、野菜作りの推進についてでございますが、定年、離職後の畑作りは生きがい作りになると考えております。現在は、すこやかセンターとふれあいの郷にて産直市を実施させていただいておりますが、産直市の会員数は現在17名でございます。 今後は産直市の会員数や販売する商品の種類をふやすなどいたしまして、産直市の拡大を目指し、この産直市へ積極的に御参加をしていただくことで、定年、離職後の畑作りをされる方々の生きがいになっていけばと考えておるところであります。 また農地を守るためには野菜作りに意欲のある方には、今後、支援策を検討してまいりたいと考えております。また、野菜、花き等の農家への後押しについてでございますが、現在、飛島村農業振興対策事業等補助金を各種団体へ支援させていただいておりまして、農業の振興と団体活動の育成を図っているところであります。農業者の方より、支援に対する提案などをお聞きする機会などを設けて、どのような後押しが有効なのか、問題解決のために何が必要かを話し合って、有効な支援ができればと考えているところでございます。よろしくお願い申し上げます。 以上、答弁とさせていただきます。 ◆3番(渡邉一弘君) もう少し、噛み砕いてお話を伺いたいと思います。 確かに9カ所もありますが、その中でも、あそこは1番深く、本当に向こう側が予測できない状況ですもんで、なるべく早いとこつけてもらう。 また、譲り合いの気持ちというのは両方がありながら、急激な坂ですもんでお互いに対向車は来るのかな来るのかなと、思いながらでも、今まででも皆さんが通行してみえると、私は認識しておりますし私もそうであります。ですから、せめてそれが絶対という信号ではありません。ただ、本当に簡易なものでもいいですから、相手が来ているよということを事前にちょこっとでも察知できればと思いまして、設置を求めるものでありますが、いかがでしょうか。 ◎建設課長(中島利文君) 地下道での鉢合わせを回避するためにということで、今議員のほうから、御提案をいただいたわけでございますが、議員提案の案含め、以外にも、ほかにも対策はあろうかと思いますので、その辺も含めて、検討させていただきます。 ◆3番(渡邉一弘君) いつもどおりの答えで、大変だとは思いますが、ですから、実際私も課長とも事前の話を多少しましたんですが、一基何百万もするとかという、そんなものじゃなくても、あれも私は、課長の裏の家の裏にある、表示板は非常に、点くだけで、やっぱり、注意。運転者にはやっぱり注意を促す点では非常に役立っていると思いますし、あそこまでのもんじゃなくて簡易なものでもいいですから、相手が来てるよ、来てたら待ってるよ。相手が来てないから注意して、来てないから大丈夫だからって言ったってあそこは、急激な坂を40も50もで走る人はいませんし、絶対徐行しますもんで、その目安となるものをつけてほしいということですが、どうですか村長、一度検討願えますか。 ◎村長(久野時男君) おっしゃるように、注意喚起という点では必要だというふうに認識しております。 先ほどからお答えさせていただいておりますように、今あるものは350万から400万を超えるような金額のものがついているわけであります。それが、きちっとなされて、維持ができていればいいんですけども機械ものでございますから、すぐ故障したりするわけであります。そうするといろんな問題点が起きます。そうではなくてもっと簡易的で車が入ってくるっていう、「注意、注意」みたいな形が簡易的なものが看板とあわせてできれば、1番注意喚起になるんではないのかというふうに考えるところでございます。 そうであれば、低金額で、よりお互いに注意し合いながら、立ち止まるっていうこと。その上で、どちらかが入ってくると。そういうようなことができれば1番安全ではないのかなというふうに思っておりますので、そのように前に向かって検討させていただきたいと思います。 ◆3番(渡邉一弘君) 何とぞ、よろしくお願いいたします。 次にですが、野菜作りの推進。先ほどの答弁にありましたのと私はちょっとニュアンスが違うんですよ。確かに産直で会員数をふやし、私の言ってるのは、それ以前の問題の話でありまして、要するに、私も兼業農家の息子です。でも、親父は農家と日雇いをやってました。私は務めをやってました。それで、農家のほうはやってませんでした。そういう人間がこれからだんだんだんだんふえてくると思います。会社務めを終えて、実際問題親は畑をやっていた。でも、畑を受け継いでやろうにも、やはり手始めに何をするのか。どうしたらいいのか。 隣近所に聞いても、人それぞれ、基本は一緒かもしれませんが、人それぞれ作り方違います。ですから、そういう人たちのためにも、少しでも道筋をつけるための、方策を何か考えてほしいということで私は、単純に野菜作りのガイド、土作り、いろんなもののガイドブックをつくったり、講習会を村で開いたり、早い話が親がやってて親が早く逝って、畑を閉めてそのままでも機械ももうないよというところもあるもんで、だったら、一度貸し出しをして、自分で本当にやろうと思う人は、それからもう少し大きなものを買って自分でやってもらってもいいと思うんですが、まずその手始めをもう今からやっていかないと、だんだんと難しくなってくるんではないかと私は危惧するわけであります。 正直言って先ほど鈴木議員の話でわいわい農場ですか、JAの。実は私も参加しております。ことしから。たまたまあれだったんですが、あれも50人、定員50人で、愛西・弥富の人達は、「ことしは抽せんに当たったからいいわ」と言ってみえるわけです。そんなような状態で結構人気はあるんですし、またそういう人たちがこれから飛島でもふえると思います。ですからそのためにも、JAともやっぱり話はしてもらう。やっぱりそういう人たちを連れてきてやってもらうわけですが、飛島でやってもらっても、少人数でやってもらってもいいよとか、そういうことを一つでも前へ進めるように、村として動いてほしいということを求めるわけでありますが、いかがでしょうか。 ◎経済課長(福谷晶君) 先ほど少し発言もさせていただきましたが、わいわい農場は大変好評だったということで、お聞きしておりまして、今後でございますが、先ほど議員さん申されました要は飛島村の方対象にはどうかということでございますが、こちらも愛知県の普及課さんだったりっていうところも指導ができるということを聞いておりますので、農協さんも含めまして、関係機関と話をしながら、栽培技術を一からお教えいただくとか、品質向上のためにどんなことが必要かという、講習会につきましては、その就農形態にもよると思いますが、小規模農家のほうには何とかそういうことが開催できるような体制は整えてまいりたいと思っております。 以上でございます。 ◆3番(渡邉一弘君) すいません、何とぞよろしくお願いいたします。 最後に、露地物の野菜農家の件ですが、先ほど、これは難しい話で正直言って、村としては、何でもですが、お上からあったものは、全部事業として採択されるけど、村の中で、本当に村の中での、現場での、やっぱり困ってるよということはなかなか難しいと思いますので、でもやっぱり一つずつ小さなことでも結構です。正直言って、零細企業、零細農家、零細企業でも例えば、商工会ですと例えばそれは単位が違うかもしれませんが、金額その他にもよりますけど、ある程度の利子補給とか保証料とかは、やっぱり出されていて農家に対しては、そういうことは行われていない。 確かに、その施策に当てはまった村の中の数人の人は、恩恵をこうむっていますが、実際問題、飛島を支えてきた露地農家の人たちには何も一つもないということですので、何とぞ、一度、お考えくださいますようにお願い申し上げ、これまでとします。 ○議長(加藤光彦君) お諮りします。 暫時休憩をしたいと思います。御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(加藤光彦君) 異議なしと認めます。したがって、暫時休憩をとることに決定しました。 暫時休憩をいたします。4時35分に会議を開きます。     休憩 午後4時23分     再開 午後4時34分 ○議長(加藤光彦君) 少し早いですが、休憩前に引き続き会議を開きます。 ○議長(加藤光彦君) お諮りします。 本日の会議時間は5時となっておりますが、あらかじめ時間を延長したいと思います。御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤光彦君) 異議なしと認めます。したがって、本日の会議時間は延長することにいたしました。 次に、橋本渉君を許します。     〔10番 橋本 渉君 登壇〕 ◆10番(橋本渉君) 10番橋本渉です。 私は、日本共産党飛島村の村会議員として、住民の利益を守る立場から、村長並びに担当部長課長に質問をしたいと思います。 まず第1点目ですが、健康の森に健康遊具の増設をしてほしいということです。今全国的に見ても、健康遊具を増設して、健康増進を進めている自治体がふえています。名古屋市などでも、遊具の設置を行い、月に1度ほど指導員が公園などへ来て、利用などの説明をしつつ健康増進を図るようにしておるそうです。今うちの中に閉じこもるお年寄りもふえているわけですので、なるべく外に出るようにということで、そういったことがなされているようであります。そのためにも、飛島村も健康の森に楽しそうな健康遊具を設置し、もう少し健康の森に人が集まるような、施策を行うべきではないでしょうか。せっかく足湯をつくったんですが、利用者はぼちぼちというところで余り集まっておりません。そういうことも、足湯の利用促進を図るためにも、そういった施策を進めていただきたいと思います。 それから、敬老センターの中にお年寄り用のジムが設置されております。このジムは大変好評で、お年寄りの方が、温泉に入ってジムやって温泉に入るというようなことをやっているわけでありますが、しかし、今ジムは月曜日と金曜日しか実施されておりません。 このように好評なジムですので、またお年寄りの皆さんが健康増進を図るためにも、毎日、このジムを実施したら、開いたらどうかというふうに思うわけでありますが、その点はどのようなお考えでしょうか。 二つ目には再任用制度についてであります。職員の定年後の生活を支えるために再任用制度がつくられていますが、今現在60歳で定年になった後に年金がもらえないという状況になっています。そのためにも、再任用を行い職員を引き続き雇う必要があるのではないかというふうに思いますが、職員にもう少し利用をしやすいような制度の説明を行うとともに、わかりやすくし、退職職員が再任用を申請できるような体制を整えるべきだというふうに考えますが、村長はどのような見解をお持ちでしょうか。 以上2点について質問をしたいと思います。     〔村長 久野時男君 登壇〕 ◎村長(久野時男君) 橋本議員、御質問の健康の森に健康遊具を増設せよについてでございますが、御指摘いただきましたように、健康の森の利用者数は少ないのが現状でございます。その原因として遊具等の使用方法がわからないとの御指摘もありましたので、今回補正予算を計上させていただきまして、健康の森の全体図の看板並びに、遊具の使用説明と配置看板を設置しまして、利用環境の整備を図っております。また、高齢者の健康づくりと介護予防を推進するために、老人クラブの例会を利用して、健康の森ウォーキング等の新規プログラム等を実施し、活用の促進を図りたいと考えております。なお増設については今後の利用実績を見まして、検討させていただきたいと思います。 次に、現在敬老センターの運動実践室で毎週月曜日と金曜日の午前午後実施しております教室を毎日実施してはどうかとの御提案でございますが、これからの介護予防は社会参加や生きがいづくりを合わした取り組みが重要とされていることや、介護保険制度改正に伴いまして、介護予防、また、日常生活支援総合事業の中で、理学療法士等による介護予防の取り組みの機能強化、充実を図ることとされていることもありますので、村としても、高齢者の集いの場であります介護予防事業の拠点である、敬老センターの充実や活性化のために、運動実践室の週5回実施や、専門的な体制の整備を行ってまいりたいと考えております。 次に、再任用制度についての御質問でございます。平成25年度以降、公的年金の報酬比例部分の支給開始年齢が、段階的に60歳から65歳へと引き下げられたことに伴いまして、定年退職する職員が、公的年金の支給開始年齢に達するまでの間、それまでの間、再任用を希望する職員を再任用するものでございます。職員への制度の利用促進につきましては、再任用制度の対象となる退職者に対して、再任用の希望を聴取するとともに、勤務条件及び制度の概要について、チラシ等を活用して、50歳以上の職員に対し周知しているところでございます。 なお、配属先につきましては、今後、職員の人事異動等に合わせまして、退職前の勤務実績及び技能を考慮しまして、本人のこれまでの経験、知識等を発揮できるよう決定していきたいと考えております。 以上、答弁とさせていただきます。 よろしくお願いします。 ◆10番(橋本渉君) 10番橋本です。 もう少し細かくお聞きしていきたいと思いますが、まず最初に、健康の森への健康遊具の増設をしてほしいということなんですが、今の村長答弁では、利用状況を見てっていう言い方されましたけど、今私は、健康の森の利用状況があまりよろしくないので、せっかく足湯までつくって、人が来てほしいというふうに思ってやってるんですけど、なかなか人が集まらないのが現状なんですね。山の上の方に健康器具というものが4カ所ぐらいだったかあるんですが、そこに利用説明看板を立てたからといって、急激に多くの人が集まってきて、利用するというふうにはなかなかは理解できないんですけど。 だから私は、もう少し楽しそうな、それから集中的にまとまったところに幾つかの健康遊具を設置して、たまに指導者も含めた遊具の利用促進を図っていくっていうんですかね。そういうことをやったらどうかというふうに思うんですよ。 それで今、他の要求の敬老センターの中にあるジムへきてる人が結構いるわけですよね。そういう人たちも、あるとき表に出てまって、太陽の下で健康遊具を利用するという。お年寄りも多少太陽に当たらないかんそうですから、室内だけにおっては、温泉や室内だけにおってはいかんもんですから、月に1度ぐらいは表にある健康遊具を使って、健康増進のための運動をすると。で足湯にも入ってもらうという、そういう流れを、あそこの中の、健康の森だけでなくて、敬老センターの中の指導員も含めた流れをやっぱりつくったらどうかなというふうに思うんですよ。 だけど今の状況で中の人に外に出てやってちょうだいよと言っても、何を、という感じなんですよね今は。だけどもう少し楽しそうな、ちょっと興味の持てるような健康遊具を設置してやれば、あれ何というふうな気持ちにさせるというんですかね。そういうことを行いつつ、中全体を歩くこともいいことだし、足湯に入って、疲れたら足湯に入る。芝生のところに健康器具を設置するんだったらそれを使ってやると。最後には温泉に入って帰ってもらうとかね。 そういう流れをつくったらどうかなということがあって、こういうことを提案しとるんですので、もう少しね、ジムを毎日やるということであれば、ジムの中には指導員もおりますので、そういった人たちともよく相談してもらって、設置方向で考えていただきたいというふうに思うんですがどうでしょうか。 ◎民生部長(佐藤國夫君) はい、御提案をいただいておりますが、先ほどの村長答弁でもございましたように、あちらの健康の森はふれあいの里という、そうした一体的な、敬老センターの利用者も含めて、一体的なそうした健康づくりの拠点という位置づけもしておりまして、現在も、先ほどお話がございました運動機能実践室等でのプログラムも大変最近ニーズが高いという状況の中におきまして、これからそれぞれ国等の制度の中で、総合事業という事業が本格的に介護予防等々含めた、そうした事業として進んでいくという中において、今、あちらの敬老センターを御利用いただいてる主に老人クラブのそうした例会等への参加者であるとか、また運動機能実践室のほうの関係の、そちらのほうの参加者等も含めて、まさしく一体的なあちらのほうのふれあいの里のそうした利用というものを考えながら、プログラムを編成していきたいというところでございまして、来年以降には早速でございますが、そうしたところについて月曜日から金曜日までプログラムを組んでいくということも今計画しております。 まだ具体的に最終的に先ほどの村長答弁でもございましたが、理学療法士、リハビリテーション等の、そうした指導できる、そうした人材等の登用ということも中に含めておりますので、プログラム最終調整をしてまいりまして、また議会等へもどんなプログラムをどのように実践していくのかというようなところも含めて、あちらのほうの健康の森を活用していきたいと思います。 それから御提案の中での健康遊具というものについても、新たにこうしたものが必要だというようなところはおいおい具体的にそうしたものも、今後検討していくというようなことにいくと思いますし、もう一つは、足湯の活用の中においても、言葉的には、今、そうした足つぼマッサージ的なものをあそこに置くとその足湯と足つぼマッサージということで、よりそちらのほうの活用につながるんじゃないかというようなお話も出ておりますので、今御提案いただいきましたものは今後、今まさしくプログラムを煮詰めているところでございますので、またできましたらお示しをしてまいりたいというふうに思っております。 ◆10番(橋本渉君) 10番橋本です。 今全国的に見ても、介護保険制度がちょっと自治体がやらなかん方向へ今動いてきとるもんですから、各自治体が健康増進のための施策をいろいろやって取り組み始めてるんですよね。そういう中で、健康遊具の設置等々で、公園に、うちの中にこもっておる人を外に出したり、そういうことのために、そういう公園に設置したりしてやってるということでして、名古屋市もですね、名古屋市は健康都市宣言を行っておるということで、健康器具については市民の皆さんが健康増進や高齢化社会への対応などを目的として、都市公園内に600基の遊具を設置しているというふうに言っています。これからもふやして、そういう健康増進をやってこうということですので、飛島村も他の自治体の参考例なども見ていただいて、いいものがあれば、どんどん取り入れていただきたいというふうに思います。 それで最後にちょっと確認しますが、敬老センター内のジムの件は村長5日間と言われたんですが、月曜から金曜までの午前、午後が利用できるというふうになるというふうに理解してよろしいですか。 ◎民生部長(佐藤國夫君) はい、午前午後でそうした事業を展開するということで御理解いただきたいと思います。 ◆10番(橋本渉君) はい。 それでは二つ目の質問に行きたいと思いますが、再任用制度についてであります。 年金がですね、どんどん改悪されちゃって最終的には65歳しかもらえないという現状になってくるわけですけど、そういう中で、共済年金の削減とともに再任用制度というのが出発したんですよね。 これ、「再任用を希望される皆さんへ」っていう、こういう文章が出ておるんですわ。 これ内閣官房、内閣人事局が平成26年度に文書を出しているんですけど、これ見るとね、再任用のことはすごくわかりやすく説明してあるんです。それで、この中で、再任用についてっていうことで、平成25年から年金がなくなったという言い方されるんですけど、実際に再任用の導入されたのは、平成13年の4月からされてるんですよね。そのときに、60歳の前半の生活を支えるために、再任用制度を設置しますということをこの官房人事局の文章では説明してあるんです。何で平成13年の4月から実施したかというと、平成13年から年金がもうカットされておるんですよね。 今の年金は2階構想になっとって、1階のほうは定額部分という部分があるんです。上の方が報酬比例部分というのがあって、平成13年から定額部分というところが、もうカットされて60歳から61歳になっちゃったわけですよ。わかりやすく説明すると、例えば12年までの人は年金100%もらえたもんですから、単純に言うと20万円ぐらいの年金がもらえるということだったんですよ。ところが13年になっちゃうと、定額部分がカットされちゃうもんですから、どうだろうな、12万円ぐらいの年金しか入らんようになっちゃうんですよね。 だから、平成13年からこの再任用制度というのが、国が提案して、定年になった人も引き続き働けるようにすべきだということを、言ったわけですよ。それを受けて飛島村も平成12年の3月に条例をつくっておるんですよね。この条例は平成13年の4月1日から施行するということで、飛島村も平成13年から再任用制度を条例化してるんですよ。ところが、この10数年間、再任用はやってこなかったですよね。ちょっと確認しますけど、やってこなかったいうのは事実ですよね。 ◎総務部次長総務課長早川喜久君) 再任用という形で職員を再雇用するっていう形はやってきておりません。25年が初めてでございます。 ◆10番(橋本渉君) それでね、条例では13年からやるというふうになっとったのに、どういうわけかやらずして、定年後働きたいという人があったにもかかわらず、その当時は嘱託職員募集だったかね。嘱託職員募集して、その募集には別に退職者だろうが一般の人だろうが手を挙げてもらえばいいよっていう話で、採用していくやり方しとったんだわね。だけど実際に退職した人が採用されなかった例もあるというふうに聞いてますので、本来この再任用をやれば退職者が対象ですから、自動的にその人が再就職できたいうことになるんですけど、そういうことをやってこなかったいうことなんですね。 やってこなかったことをどうのこうの言ってもしようがないもんですから、これで25年、これが24年であれか。平成24年で完全に定額部分がなくなっちゃったわけですね。平成25年からいよいよ比例部分がなくなるわけですよ。だから、最低12万円ぐらいもらっとった人がついに一銭ももらえないと。25年の人は退職しても一銭も年金がもらえないと。そこで、さらに25年のところで、また新しい方針が出されるんですよ。内閣府の人事局から新しい方針。 どういう方針かというと、一銭も年金がもらえんもんですから、年金がもらえるまでの間は、再任用しなさいということなんですね。再任用するに当たっても、年金が一銭もないんですから、フルタイム勤務、皆さんと同じような勤務の体制で、時間で、再任用するものとしていますっていうことを述べておるわけですよ。 これね、やれとは言ってないんだけど、フルタイムで勤務で再任用せよと言っとるんだけど、あとのほう読んでみると、いろいろ緩和するちゅうか、だめな場合はだめというのもあるんですけど、結局ね。今は年金がもらえるまでの間はフルタイムで働いてもらうということが、文章の中ではっきりしとるんですよ。そういうことは事務方は理解してますか。 ◎総務部次長総務課長早川喜久君) 理解はしております。 ただ、フルタイムで働いていただく再任用の方1人として、カウントしなければならないということで、飛島村の職員の管理規定というのか、それで人数はある程度、今102人なんですけど、再任用の方がフルタイムで働いてみえるっていうことは、その人の数だけ新たに採用することが、難しくなるという、そういったことが出てきておりますので、調整というか協議をさせていただいて、今の現状でいいますと要は、再任用についても年数は年金がもらえる年までのところで再任用をさせていただいて、あとは嘱託職員に切りかえるという形で、現状は対応させていただいておるということです。 ◆10番(橋本渉君) それでですね、今フルタイムで働くと、職員としてカウントされちゃうと。だから、県との関係で飛島の職員に何人ですかって言った場合に、その人もカウントされると。短時間労働、短い労働で働いとる人はカウントされないもんですから、村としては人数カウントの余りプラス1したくないもんですからっていうこと言われるんですけど、そのことも、国のこの文章の中にも入ってきとるんですよ。そういうふうになってくるというのはね。だけど、将来の定年制が65歳定年制というものも、一つは考えていかなくてはいけないよということを指摘しておるんですよね。そうなるともうみんな65歳まではみんなカウントされちゃうもんですから、60過ぎても、ある程度の人数があるということですので、そうなっちゃうと、新しい人全然入れれんよって話になるもんですから、これからの職員の人数は65歳までを見て、新しい人の採用も考えてかないかんよということをやっぱりやらないかんというふうに思うんですよ。 60歳から全部、カウントしないいうやり方では、今後の65歳定年制を目標にしていく中で、うまくいかなくなってくるんじゃないかと思うんですよね。だから私は、今言った、年金がもらえるときまでは、フルで、要するに同じようにカウントされてもいい、2年はフルで働いてもらうと。それで、年金がもらえるようなった場合、もらえるといってもこれ100%もらえるわけだないもね。今言った20万のだった人が12万ぐらいしかもらえんわけですので、なかなかそれも生活できんもんですから、そういう点では、そこで、短時間労働に切りかえてくというかね。そうやって65歳まで働いてもらうと。再任用でですよ。再任用で働いてもらうと。 なんか今の嘱託職員採用がどうのこうの言われたんだけど、再任用の年齢、ちょっと確認ですけど、再任用の年齢基準が、うちの条例で、飛島村の条例では65歳の達したその年度の3月31日までという風になってますよね。これ間違いないですか、65歳というのは。 ◎総務部次長総務課長早川喜久君) はい。そのとおりでございます。 ◆10番(橋本渉君) ですから、条例でも再任用の年齢は65歳に達したその年度までというふうになっとるわけですから、65歳まで使うということなんですよ。 これは事務方とやっとっても最終的な結論は村長なんですよね、これ。いろんな文章読んでみると、各自治体まちまちなんですよ。やってることがね。 国はこういうふうにやりなさいという文章出してますけど、強制的ではないもんですから、その自治体によって、さっき課長の言ったような、年金のもらえる年までは再任用で働いてもらうけど、年金がもらえるようになったらもう終わりっていうところもあるし。 それでね、最終的には、部長や課長が判断する問題だないんですよね、これは。村長が判断しないけなくなるというか村長の責任で判断しないかんと思うんですよ。 私は言いたいのは、今までね、60歳まで、村長の部下として働いてきて住民のためにいろいろ苦労してこられた職員がですよ。定年なって、年金は一銭ももらえないと。まだ60歳だと、ひょっとすると大学生行っとる子供さんがある人だってあると思うんだよね。そういう人が無収入になっちゃういうのは、これはひどいんじゃないかというふうに思うんですよ。 だったら、村としては、国の言っとるように、フルタイムとして年金のもらえるまでの間は、再任用として働いてもらうということがまず必要ではないかというふうに思うんですよ。 それから、年金がもらえるようになっても100%もらえるわけだないもんですから、少ししか、報酬部分しか入らないもんですから、定額部分がもらえるまでの間ね。それは、65歳ですよ。65歳になると定額部分をもらえるもんですから、100%年金入ることになるんですけど、その間の間は、再任用で働いてもらうんですが、短時間、短い時間で働いてもらうという、そういう制度を飛島村はきちんと、確認していただきたいというふうに思うんですけど、どうでしょうか。 こうやってやってるとこもあるんですよ。だけど全部が全部やってるわけではないのは事実なんです。だからそれは村長の判断になってくるんですよね。だからこれからのやり方というのは、そういうやり方が1番いいのではないかというふうに私は思うもんですから、提案させてもらうんですけど、村長の判断はどうでしょうか。 ◎村長(久野時男君) ありがとうございます。よく分からない部分を今御指摘いただいたと思っています。その点では、私も再認識したところであります。 しかしながら、全体的なバランス、要するに定数性の問題のバランス。いっときは議会等でですね、余りにも、人数が多過ぎるんではないのか、御指摘いただいて、私どもは職員数を減額してきた。努力してきたということになります。 いかような世の中に変わろうと、それなりの一定の枠っていうものはきちっと守っていくべきことだと思っています。そういうことからいきましても、また、これから年数がどんどん高くなってる。それによって新しい人たちが、入ってこれなくなってくるということは、私どもに対しまして未来がなくなるということであります。年の上昇してく人間だけが5年間どんどんどんどん上へ上がってくわけでありますけれども、新しい人たちが入ってこれないっていうのは大きな問題になります。 私ども職員採用に当たってもそうですが、ある一定の枠、要するに定数管理っていうものをしっかりしながら、人事をきちっと、常に新しい空気を入れながら、そしてあるときは、これ問題は一つあったと思うんであります。で、それは何かというとあるときバーンととって、またバーンととった。その次は全く取ってない。そういうようなやり方の人事の採用形態をやったことが大きな今回反省点だと思っています。 そういうものが一つある中で、やっぱり、働いていただくっていうこと、私ども最も希望しますし、しっかりやっていかなくてはいけないと思います。で、周りの市町村もそうなんですけれども、私どもも、そうでありますけれどもそのような形態で、今、やっていくことは、不可能なことです。 そうしますとですね、ある少しずつ、一定のいつだれがどのぐらいのところで、65歳、60歳のところから定年になる、65歳までどのようにしていくっていうのは、確かにきちっと話し合いをしながら、まだまだ健康ですし、もらってないわけですから、働かせてくださいとおっしゃれば働くような用意をきちっと詰めていく、それはしていかなくてはいけないことだと思っています。 それと合わせてですね、いかに新しい人達を、少しずつ採用していくか。この流れをとめてしまいますとまた極端な、ある偏った年齢の異動形態になっていきます。それではやっぱり、この村の活性化にはなりません。どんと、どんと退職して、どんと、また何年かたってから採用しなきゃいけないような、そういう悪いサイクルをここでとめたいと思っています。 ですから、定期的に少人数でありますけども若干名を、常にコンスタントに採用できていけれるような、そういうような、数年の間、状況的につくり上げていく。それが1番正しい我々の今道であると考えています。そのために今、どんと何人かが、異動していくわけでありますけれども、その形づくりは新しい人たちへ譲っていくということが役職にしましても何しましても、必要であると私は考えてます。 ただし、今まで培った能力、または、その備わったいろんな知識。そういうものは大いに活用していただくことは必要であると考えておりますので、そのような方式でやっぱり、継続していくべきことだと思っています。おっしゃるようなことにつきましてはしっかりとやっていきますけれども、その点でフルタイムっていう考え方は今持っていません。持っていません。 そうでないと、我々は定数だけがずっとふえて、定数によります若い人たちが何人も何年も何年も、5年も6年も、採用できていかないっていうシステムをつくり上げてしまうことになります。ですから、その関係については当面は、そのような状況に移行することは考えられない。かように思っています。 橋本議員と意見の違いがそこにあると。そこだけが意見の違いです。ただ、能力や、知識やいろんなものを、その後活用していただくっていう点ではですね、大いに活用をさしていただきたいと思うところでございます。 ◆10番(橋本渉君) フルタイムの問題、ちょっと意見が違うということですので、そうしますと再任用のあり方としては、短時間労働ということでやってきていますわね。それで、短時間労働の期限をどうするかという問題。 今ちょっと課長の説明だと年金がもらえるまでの間っていうような言い方されたんだけど、条例からいけば、65歳までが、今の再雇用の任期っていうんかね。年になっておるわね、65歳の年度までがという。この点については、希望があれば65歳まで続けて再任用を認めてもらえるということで理解してよろしいんでしょうか。 ◎村長(久野時男君) 先ほどの課長の答弁は、再任用の形態としては65歳まで条例上つくらせていただいたわけでありますけれども。それは、2年ごとですか1年ごとですかね、2年ごとに任期が、要するに、退職金がもらえのが2年ごとに順番にこう、下がっていくわけであります。その年齢に合わせてですね、雇用期間を定めていこうと。こう言っているところであります。 ただし、勤めたいとおっしゃる場合には、それは切りかえをさしていただいてお勤めいただくように、我々もしてきますよって、こういうことを言ってるわけであります。 ◆10番(橋本渉君) ちょっと何か違うような気がするんだね、今村長。2年ごとにその任期が、変わっていくっていうのは平成13年から条例の中にも書いてあるんですけど、平成13年から平成16年までの間の人は61歳なんですよ。平成16年から19年までの間は62歳となってんですよ。 最終的に平成25年の3月31日までの人が64歳で、現状、現在は65歳までという年齢構成になってきておるわけで3年ごとにかかわってきとるんですよ。だから、今は65歳というのは、再任用の対象年齢というふうになるんですね。だけど、更新は1年ごとに、村長が、職員と更新していくんですけど、対象は今は65歳ということですので、条例にのっとってですよ。のっとって職員が希望した場合は、65歳まで使ってもらえますかということを聞いておるんです。どうですか。 ◎総務部次長総務課長早川喜久君) すいません、先ほどの村長の2年ごとっていう話は報酬比例部分が支払われるの年代のお話をしております。ですから、27年と28年にやめられる方については、2年待ってから年金がもらえる。29年30年の方は3年後ですから63。で、31年32年については64年度にやめられるっていう意味合いですので。 ですから、それが2年ごとで、もともとのおっしゃる20万で言うところの8万円部分については、橋本議員おっしゃるように、今は一切、65しかもらえません。 ですけど、比例報酬部分っていうんですかね。12万円の部分が、この、今の2年ごとで、25年26年にやめられた人は61歳のときにもらえると、そういう答弁でございます。 ◆10番(橋本渉君) だから私はそうやって年金もらえるようになっても、全額もらえせんもんですから、全額もらえるまで再雇用という制度にのっとって、雇用をしてもらいたいというふうに提案してるわけですよ。これは、条例からいけば、そういうことなんですね。65歳までとなってますから、条例は。だから条例にのっとって、短時間労働を65歳まで、希望者には行うというふうな考え方を確立してほしいというふうに思うんですけど、どうでしょうか。 ◎副村長(服部高幹君) 私どもの職員に温かい配慮いただきましてありがとうございます。 運用の説明をさせていただきますけど、私どもとしましては、10年かけて5歳伸ばすわけですけど、それは年金がもらえる歳までを再雇用として雇用さしていただいて、わかりますよね。 10年かけて5歳伸びる年金がもらえる年までは再雇用として雇用さしていただいて、それも短時間の。それは村長言いましたとおりに、若者の職場に入ってくるという門戸を閉ざさないように新しい職員を採るがために、この古い職員に関しては短時間で、その期限も年金がもらえるまでの間ということで、2年かけて1歳ずつ伸ばすわけですけど、その間を再雇用として、それが済んで65歳までの間は希望があれば嘱託として採用するというようなことで、この海部津島大体足並みをそろえております。そういう状況です。 ◆10番(橋本渉君) 新しい人を入れれないという問題はフルタイムの問題で、今村長と意見の違いがはっきりしたわけですので、そのことはもう終わった話だわね。私の言ってるのは、条例がもう今65歳、再雇用の年齢制限は65歳までになっとるんですよ、飛島村の条例自身が。 だからその条例にのっとってきちっとやってくださいよっていうことを言っとるわけなんです。そこは、条例どおりやってくれればいいわけなんですよ。 ◎村長(久野時男君) 今、ちょっと申しわけなかったんですね。 私どものところで、今、ちょっと打ち合わせをしたところであります。この関係については、海部津島の中での、お互いの話し合いが下準備をお互いにしてて、その段階で調整がつけてこの段階へ踏み切っているということを、今、打ち合わせのところで言っております。 そうであるならば、やっぱり、その関係を守りながら行きたい。ただし65歳までは切りかえをして、雇用さしていただくということでございますので、変わりはないと思ってますけども、その辺のところの食い違いがあるんですかね。 ◆10番(橋本渉君) 雇用契約は1年ごとだもんで、1年ごとに更新なるんだわね。だから途中でやめたい人もおればやめるし、言えば村の事情で、村長の事情でこの辺でやめてこか、要するに今人が多なっちゃったもんですから63で終わりだよって言えばそれはそれで通っちゃうですよ。 だけど、飛島村の条例からいけば、おかしいよっていうことを指摘しとるんですね、私。で実際に年金もらえると言ったって、全額もらえるわけではないもんですから、やっぱりまだ働きたいという人もおるもんですから65までは。そういう人に対しては再雇用でずっとやっとってほしいよって、やってくださいよと言ってるわけですので、これは各自治体の担当課長の中でもね、そういうことはきちっと、飛島村から提案してほしいと思う。条例が65になっとるのにそんなやり方はおかしいんじゃないということをね。飛島から提案をしてもらいたくて、全体がそうなれば1番いいわけですもんね。 今まで一生懸命飛島村のために働いてくれた職員を、65歳まで雇用していくと。将来的には定年年齢が65歳になってく可能性があるもんですから、これも一つ考えないと。一気に5年間ふえることになるでしょう、そのときは。そうなっては困るもんですから、少しずつやっていかないと。そこんところももうちょっと考えてほしいと思うんです。 1年間はフリータイムでやってもらうとか、これを2年間続けるとか徐々に徐々にやっていかないと、65定年制だよと言われたときに、5年間分ボコッとふえちゃうと職員がガバッと増えちゃうもんですから。そういうことも含めてね。 今後職員の、定年退職者職員の待遇改善を、是非いろいろ改善してほしいということを強く要望して、最後に一言村長から。 ◎村長(久野時男君) 御指摘賜りましたことは十分御理解させていただきました。今後は、御指摘のような点の改善できるところは前に向かって進ましていただけるようにしていきたいとかように思っております。 今のところ、食い違いがあるようでございまして、その辺についてはですね、今後の改善点、いい御指摘を賜ったと思っております。 ありがとうございます。 ○議長(加藤光彦君) 次に、服部康夫君を許します。     〔8番 服部康夫君 登壇〕 ◆8番(服部康夫君) 8番服部康夫でございます。 私は、梅之郷地区と新政地区の一部を再開発をし、国道302号線の開通にあわせて、梅之郷と新政地区の一部の農免道路より東側を、都市計画に組み込んで、農振除外をし、再開発をしたらどうかということをお尋ねします。 まずはここでの質問はこの程度にさせていただきます。     〔村長 久野時男君 登壇〕 ◎村長(久野時男君) 服部議員御質問の梅之郷地区と新政地区の一部の再開発についてでございますが、議員も御承知のとおり、農業振興地域の農用地区域内の農地、いわゆる青地では、農地以外での土地利用が制限されております。理由のない農振除外は認められておりません。 また現在、国土交通省が鋭意、国道302号一般部及び専用部となる近畿自動車道伊勢線の工事が進められております。これらの工事は、本村臨海部に位置する名古屋港臨海部の一部地域として、物流の拠点、そして航空宇宙産業が立地する愛知のものづくりを支える重要な地域であります。これら地域とのアクセス強化のため整備が進められているところであり、同時に、梅之郷地区・新政成地区にはそれぞれインターチェンジの建設も予定をされているところでございます。そうしたことから、これまで以上に当該両地区の沿道は流通業務企業の進出も想定されています。 村といたしましては、平成32年度に都市計画マスタープランの見直しを考えておりまして、両地区土地利用についても、これら工事の進捗を踏まえながら、計画を策定していきたいと考えているところでございます。 以上、答弁とさせていただきます。 ◆8番(服部康夫君) はい、現在のまま調整区域、農業振興地域ということでございまして、このままで終わりますと、西尾尾張中央道、県道でございます。あの沿線沿いとほとんど同じような状況になってくると思うんです。 しかしながら、302号線は国道でございまして、ましてや両地区、梅之郷地区とか新政成地区というところは、この地区で1番名古屋市に近い、隣地してる条件の立地のところでございます。左足を一歩、日光川の真ん中で、踏み出したら片っ方は名古屋市、片っ方は飛島村という非常に便利なところでございますから。ましてや、名古屋港というところ、港を控えております。物流の源になることは間違いないわけでございます。ですからこれ農業振興地域の農振除外をするということは本当に難しいわけです。これは、重々承知しております。 これをするにはどうしたらいいかということでございまして、これは村の都市計画をきっちり立てていただいて、マスタープランというところへ組み入れて進んでいただかない限り、難しいということでございます。片や沿道ですね。沿道開発というところがございまして、これはですね、課長。沿道開発が簡単にできるのは、道路幅は何メートルぐらいですか、ちょっとお尋ねします。 ◎建設課長(中島利文君) 流通、調整区域内の流通業務施設の立地については、4車線以上の道路が必要です。 ◆8番(服部康夫君) はい、当然片側2車線ですね。だから4車線あれば、これ沿道開発、都市計画法の中に入るんですけど、簡単にできるんですよ。だからできるというのは、国道302号線のところ沿道何ができるか。ということはこれ、許可されてる業種というと、倉庫業とかね、資材置き場、モータープールほかにもの沿道サービスっていうのもございますし、そういうもの等しかできないわけですね。ですから1番問題なのは梅之郷地区、近くに住宅があるんですわ。302号線の。そうすると、どんどんどんどんそれができてきて、農業をやるというような状態の農地の場所じゃなくなってくるんです。 モータープール、倉庫業とか、運送会社、駐車場どんどんできてくるということになると、また住環境にも非常によろしくないということでございます。 この点についてどう思われるかいうことなんです。誰でもいいけど答えれる人答えて。 ◎開発部長(堀田一也君) 今、議員御指摘の302の、要は4車線道路ですね。あとインターのあるほうは開発基準が緩くて、インターから300メーター以内の運送業とか、そういうのも許可されます。 それで梅之郷地区につきましては、302の両側が今現在、もう白地農地になっております。ということは白地農地でございますので、一応今御指摘の雑種地とかそういうのに非常になりやすいということで、梅之郷地区には302を将来、市街化の工業地域に設定できないかという話も地元のほうにはおろしてあります。だけど今地元の意見としましては、農地のまま続けたいという御意見のほうが多いもんですから、今回もパイプラインの改修のほうも、梅之郷地内はやられるというふうに聞いております。 それから、新政地区につきましては、もう既に302の沿線は市外化区域となっております。それで今、御指摘の農免から東の今の広大な農地。これを開発しようと思うと、やはり区画整理等を実施してそれなりの基盤整備をしないと、なかなか都市計画決定はされないし、農振農用地から外すこともできません。特に地権者の方、地権者の方がそういう意向に向いていただかないと、区画整理もできないということで、非常に先ほど村長のほうから32年のマスタープランにはちょっとそういう懸案は、入れたいと思っておりますが、まだそこまで具体案は入れれないのではないかというふうに思っております。 以上です。 ◆8番(服部康夫君) 確かに、新政地区は農免から東に行くと家があまりほとんどないから、マスタープランに入れて、きっちりやっていただければやりやすいと思うんですが、新政地区住民の方だいぶ、そうしてほしいいう方、私のお聞きしてるところでは多いんですよ。 ですから、その件もやっぱりやっていただいて、1番問題なのは梅之郷地区。これ道路から沿道に沿って、例えば100メーターの工場ができたとしますがな。西へ、もっと簡単に言うと。そうすると、100メーターはできます。それで、建物はその100メーターの中でどれくらいできるか、建ぺい率じゃないんですけど、何かあるかどうか。70?80メートルか?そんなもんのものしかできないんでしょう?長さが。わからない?というようなことはあるわけです、現実は。建ぺい率じゃなくて。 そうすると、100メーターの地べたを例えば、運送会社さんなりモータープールなりが、買ったとします。西へ。それじゃあ、民家が非常にあるわけですわ、近くに。そのあとに沿道に西側はって言ったら沿道に沿ってへんわけです。だけど、そこを買うた企業が仮に、増築したいと、広げたいと言うたらこれ下りるわけですわ。わかります?部長わかるでしょう?それは許可されるわけ。そうするとますます、住宅地の中へ、そういう例えば、モータープールなり運送会社なりが入っていくわけです。あそこの梅之郷地区の住宅に。 環境が非常にいいかと言ったらあまり適した住環境としては適してはいないと思うんです。ですから、50年あと、今から仮に50年あとにそういうものがいっぱいできてきたと。もっと早くできますよ。できるのは。だけど、梅之郷地区、あの地区の住民がそういう住環境によろしくないところに、住んでみようかというところの人が非常に少なくなって、私が言うたんじゃないんですけど住民の中では、ひょっとしたら消滅部落になるんじゃないかと危惧されてみえる方が非常に多いわけ。 ですから、私はここで特にしていただきたいのは、農振除外をして、梅之郷地区は白地からこれは、宅地にして、両方、例えば名古屋から近いところ、1番。住居地もでき、ある程度住居が買って、これは民間がやってもらえばいいんですよ、買いたい人が買っていただいたら。作ってできて、また、産業のほうも発展する方法が1番いいんじゃないかと思いますが。これは村長、ちょっとお尋ねしたい。どう思われますか。 ◎村長(久野時男君) 先ほどから、担当側も私もお答えさせていただいてるところでありますけれど、やっぱり絵を書かないといけないと思ってます。絵をしっかりと地域の方々と話し合いをして、環境の悪いところにずっと居続けて、どんどん悪い状況へ向かっていく。虫食いになっていくわけでありますけども、それでいいのかどうか、そういうことは問いをかけなくてはいけない。 問いかけをしてると既に言ってますけれども、問いかけをきちっとしながら、未来に向かって、住み続ける状況の場をやっぱり、作り上げてやらないといけないだろうと思います。 そのための絵を、プランと言いますけども、プランを作り上げていく。そういうことをこれから真剣に考えていかなくてはいけないだろうと思います。そのプランを作り替える時期っていうのはやっぱりあると思います。その時期に合わせてやっておかないと、将来、本当に困ってしまうということになってくると思います。 まさに周りが何だかよくわからないような状況に既に陥ってる場所がありますけれども、そのようなことがならないようにやっぱりある程度、優秀な工場や企業が来ていただけるような状況を作り上げていかないとみんなも食ってはいけないし、そこに住んでる人たちの地域的な輪も持てないということになってしまいますので、十分なる話し合いをこれから進めていきたい、こういうことでございます。 御理解のほどお願い申し上げます。 ◆8番(服部康夫君) 本当に、そういうことでそういう企業ばかりじゃなくて、病院とか医療に関するものはできますな。梅之郷の中で。それとか先端技術のものもできますわね。農業振興地域だから。そういうところが本当は来ていただくとありがたいんですけど、なかなか難しいと。いうことで結果的には流通の源ですから、流通に関するものしか来ないというのが多いですけれど、そんなことばかり言っとってもいかんのですから、あの部落がますます、発展して、住民も増えてくるというようになって成長していけば、そのためにはマスタープランをしっかり計画していただいて、実行していただくということでお願いをしておいて、私の質問は終わらさせていただきます。 ○議長(加藤光彦君) 本日はこの程度でとどめ、9月23日午後1時30分から会議を開きます。 これにて散会します。     午後5時37分 散会...